2008年01月21日

バレンタイン&ホワイトデースウィーツ/苺のクラフティ

resipi_080121.jpg
家族に贈るラブリーサプライズ

1月も半ばを過ぎると、街中が一気にバレンタインモードに変わっていきますね。
今更告白するわけじゃないけれど、なぜかバレンタインはワクワク・ドキドキする感じが大好きで、ついつい誘われてしまいます。
日本のバレンタインデーはチョコレートを贈るのが一般的ですが、それはチョコレートメーカーが宣伝のために始めたことが定着したからで、本当はチョコレートにこだわらなくても気持ちを伝えるきっかけがあればいいんですよね。
デパ地下などの高価なチョコレート売り場も見て回りますし憧れもありますが、私が贈る相手は夫と息子ですから、一粒何百円なんてチョコはなにしろ心臓に悪いので、安心してたくさん食べられる手作りのお菓子と決めています。(家族が誰からもチョコをもらえないと私も切ないので・・・)
これまでいろいろなチョコレートのお菓子を作ってきましたが、そろそろチョコレートじゃないものもいいかなと思い、色も形もラブリーでバレンタインにぴったりの苺を使ってクラフティにしてみました。
クラフティはぐるぐる混ぜていくだけで生地が作れるので、誰でもチャレンジできますよ!

 食事の後にさりげなく熱々のデザートが出てきたら、彼やご主人もきっと惚れ直してくれるに違いありません!! 頑張る価値ありです♪
 
材料
 ・苺(大きさはお好みで)・・・1パック(約300g)
 ・卵(Lサイズ)・・・2個
 ・グラニュー糖・・・100g
 ・サワークリーム・・・160g
 ・生クリーム・・・100g
 ・キルシュ・・・10cc
 ・バニラビーンズ・1/2本
 ・粉糖・・・お好みで仕上げに少々

準備
 *直径20cmくらいの深めのボウル2つ  直径12cmくらいのボウル1つ
 *ホイッパー1本  ミニホイッパー1本
 *深めの耐熱容器(苺1パックが入る大きさ)一皿
 *オーブンを210℃に温めておく
 *苺はヘタを付けたまま洗い、丁寧に水気を拭いてからヘタを落とし、
  耐熱容器に並べておく
 *バニラビーンズは縦に1本切れ目を入れておく

【クラフティの謂れ】
クラフティはフランス中部のリムーザン地方のお菓子で、元々は地元の名産であるブラックチェリーを使ったものだけが「クラフティ」と呼ばれていたのだとか・・・。
でもせっかくのクリーミーな生地ですから、ブラックチェリーに限らず身近にあるフルーツでどんどん自分だけのオリジナルを作って楽しんでください!!
熱々のフルーツの美味しさが発見できますよ。

作り方
resipi_080121-2.jpg  1.ボウルに卵を割りいれ、ホイッパーでほぐしたところにグラニューを加え、更に良くほぐす。
 2.小さめのボウルにサワークリームを入れ、ミニホイッパーでぐるぐる混ぜ、滑らかさを均一にしておく。
 3.Aに@の1/3を加えぐるぐるホイッパーを回しながら混ぜる。
   そこに切れ目を入れたバニラビーンズの種をしごいて加え、更に全体を良く混ぜる。
 4.@にBを一度にあけ、ホイッパーでよく混ぜる。こうしてボウルを
   入れ替えることで、底に沈んでいたものも良く混ざってきれいにできる。
 5.生クリームを一度に入れホイッパーでよく混ぜる。
 6.キルシュを加え良く混ぜる。これで生地の出来上がり。
 7.苺を並べておいた耐熱容器に8分目くらい生地を流し入れ、210℃に
   温めたオーブンで30〜40分少し焦げ目が付く位まで焼く
  (深めの耐熱容器の場合焼き時間が長くなるので、油断して
   焦げすぎないよう注意すること)
 8.焼き上がったら、火傷をしないよう気をつけながらオーブンから取り出し、
   小皿に取り分け、お好みで粉糖を軽く振りかけて頂く。
   冷めた時は、レンジで温めてから食べると、出来立てに近い味わいになる。

 *この生地は冷蔵庫で1週間くらいは保存可能です。
  (乳製品をたくさん使っていて、臭いが移りやすい生地なので、
   きっちり蓋のできるスクリューキャップの密閉容器などに保存しておくこと)
 *余った時は他のフルーツ(程よく酸味のあるものならOK)でも試してみてください。
  一人分ずつココットで作っても食べやすくてgoodです。
  (その場合は焼き時間は短めに!)

☆チョコレートが苦手な男子も多いようですし、高価なチョコじゃなくても
 目立つこと間違いなしですよ。
 その時はレンジで温めて食べることを必ず伝えてあげてくださいね。
 せっかくの美味しさと愛が半減しないように・・・♪
 笑顔でホワイトデーが迎えられるよう祈ってます。

制作者プロフィール
制作者プロフィール

posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby西舘友子