
年頭の食卓
シーン
○メンバー:主人(父)、主婦(母)、長男、長女元旦の祝膳を前に、我が家では神棚と床の間にお雑煮とお神酒。
仏壇には、お雑煮をお供えして、家族全員が順々に詣りをします。
その後、皆が食卓を囲み「明けましておめでとうございます。いただきます。」
と挨拶をして、新年の食事が始まります。
我が家のお雑煮は、せり、ねぎ、干し椎茸、高野豆腐、薄揚げ、ささがきごぼうに焼いた切り餅の入った精進風のすまし汁。
「おいしいね」と家族に笑顔をもたらす年頭の食事の一品が、このお雑煮です。
食べるということは、あまりにも「当たり前」の行為で、日常の忙しさの中では度々、おざなりにもなりがちです。
今年も笑顔でおいしく、楽しく年頭の食事を頂けることの喜び。
そして自然の恵みへの感謝を忘れず、命をつなぐ日々の食事作りを 大切に過ごしたいと思います。
我が家流の新年を寿ぐしきたりと食事が、子供たちにも継承され 身も心も豊かに成長するようにと願いつつ、2008年の幕開けの食事をいただきます。
メニュー
○食事 *大福茶*屠蘇
*祝膳(雑煮・お節料理)

「大福茶の謂れ」
元日の明け方、家長や年男が井戸から最初に汲む水である若水を使うお茶。
結び昆布と長寿を祈って、飲むのが習わし。水道の普及に伴い、若水迎えはすたれつつあります。
若水の代わりに朝一番の水道水で入れ、健康と長寿を祈りたいものです。
『2007年は忙しかったわよね!!』撮影終了まじかに床の間の前にふたりで座り込み、しみじみと2007年を振り返った。
いつになく疲れた表情を見せている紀子先生が取り出した「寿」の箸袋には、食スペ最高責任者とプロデューサーの名前が記されていた。
「年頭にむけて、こうして箸袋を準備するのは家長の役割なのよ」
「この方、心得ているわよね」
と、口を開いたとたん、相変わらずお茶目な表情に変わっている。
「このふたりが支えなのよ!!」
「2008年、食スペの成長、楽しみよね」
と言葉が続いた。
遊び心たっぷりな表現と冷静&沈着な対応に私はいつも助けられ、導かれてきた。
羽子板膳にのっている祝い肴の器に、「松・竹・梅」の絵模様が描かれていた事に気付きもせず、その事に触れるでもなく、託される。
まるで、お正月料理を支えている松竹梅のごとく。
お料理が形づくられている器のごとく…。
『向日葵ママ撮影記』
