2007年12月27日

お正月料理(一の重)/祝い肴3種

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次世代につなぐ伝統料理

 関東では、黒豆、数の子、ごまめ(田作り)を、関西では、叩きごぼう、数の子、ごまめを祝いの三つ肴とします。
黒豆は色が黒いことから、野良に出て働く田夫の健康と勤労を意味するといわれます。
 数の子は、子孫繁栄の縁起の良い食物。
 ごまめは、カタクチイワシを生のまま乾かしたもので調理します。
五万米の文字を当て、米の豊作祈願の意味を持ちます。
「田作り」の名もこれに因んだもので、カタクチイワシを肥料にすると豊作になるといわれます。
祝い肴三種を羽子板膳にのせてみました。

<黒豆>
材料
resipi_071227-2.jpg ・黒豆  2カップ
・水   6カップ
・重曹  小さじ2/3
・砂糖  240グラム
・塩   小さじ1/3
・醤油  大さじ2

作り方
1.黒豆は水で洗って鍋にいれ、分量の水と重曹を加えて一晩おき、もどす。
2.鍋をそのまま中火にかけ、煮立ったら弱火にして落し蓋をし、
  柔らかくなるまで煮る。
  アクが出たらていねいに取り、途中で煮汁が少なくなったら水を足す。
3.2に砂糖を2〜3回に分けて加え、塩と醤油も加えて火を止めて、
  一晩おいて味を含ませる。
4.翌日、豆と煮汁を別にし、煮汁を2/3量くらいになるまで煮詰め、
再び黒豆と合わせる。

※黒豆は、指で軽くつぶれるくらいの柔らかさになってから調味する。
 調味料を加えてしまうと、いくら煮てもそれ以上は柔らかくならないので注意する。


<数の子>
材料(4人分)
resipi_071227-3.jpg ・塩数の子 200グラム
・だし   3/4カップ
・みりん・酒 各大さじ1
・削りかつお 1/4カップ


作り方
1.塩数の子はさっと水洗いし、塩少量を加えた水に20分くらい浸けてから、
  表面の薄い皮を取り除き、しばらく水に浸ける。
2.塩気が少し残る程度に塩抜きをした数の子を一口大に切る。
3.水分を拭き取った数の子を出し、みりん、酒、削りがつおを煮立たせて、
  漉して冷ましたつけ汁に2〜3時間つけ込む。

※数の子は塩気によって、浸水時間を加減する。塩気の強いものは薄い塩水に浸けると
 はやく塩が抜ける。薄皮は丁寧に除かないと生ぐさみが残る。


<ごまめ>
材料
resipi_071227-4.jpg ・田作り 50グラム
・砂糖  大さじ1
・みりん  小さじ1
・醤油   大さじ1
・水    大さじ2
・酒    適量
・サラダ油 2〜3滴

作り方
1.田作りは乾いたふきんできれいに拭き、ゴミを除く。
2.1を焙烙かフライパンで焦がさないようにいり、半紙の上に広げる。
3.フライパンに砂糖、醤油、みりんを入れて弱火にかけ煮詰め、全面に
  泡立つくらいになったら酒とサラダ油を加え、2の田作りを手ばやく
  混ぜて調味料をからめる。
4.バットなどの平たい容器に広げて冷ます。

※田作りはよくいってから調味料をからめるのがポイント。

<お正月の盛り付け>
日本の食器の意匠は季節感に富んでいます。
一月の我が家では、キッシュやゴマ団子、サンドイッチなども羽子板膳に盛り込み、食事を楽しみます。

口取りは、半月盆に前菜風に盛り合わせてみました。

制作者プロフィール
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posted by 料理 レシピ at 10:00| 歳時の食卓と料理