サックサクの旬レシピ(食材王国みやぎ9月の地産地消メニュー)
猛暑の夏をくぐり抜けやっと9月になりました。
朝晩はだいぶ涼しくなって、本格的なサンマのシーズン到来です。
これまでお刺身や塩焼き、ぬた、南蛮漬け、トロトロ煮などなどたくさんのメニューをご紹介してきましたが、たまにはボリュームのある揚げ物はいかがでしょうか?
魚離れが叫ばれる昨今ですが、お子さんや若い方々にも気に入っていただけるように工夫しました。もちろんおもてなしにもお勧めです。
サックサクの衣が香ばしくて、思わずおかわりしたくなっちゃいますよ!
材料(6〜8人分)
・サンマ 6尾・ドライパセリ 大さじ2
・ドライオレガノ 小さじ2
・塩・コショウ 適量
・白ワイン 大さじ1
・生パン粉 100〜120g
・卵 1個〜1個半
・小麦粉 適量
・揚げ油 適量
下準備
* サンマは三枚におろし、更に2等分にして塩・コショウをしたら白ワインを回しかけて10〜20分程おく。
* 生パン粉にドライパセリとドライオレガノを加えてまんべんなく混ぜておく。
作り方
1.下味を付けたサンマに小麦粉を付けて余分な粉は払ってから、充分溶いた卵を潜らせ、ハーブを加えたパン粉をしっかりと付け、5〜6切れ位を
目安に170℃の油で揚げていく。
(温度が下がるので一度にたくさん入れないように注意。)
2.全体に薄いきつね色になったら少し温度を上げ、油の切れをよくすると
カラリと揚がる。油に落ちたパン粉はきれいにすくい上げてから次の魚を
揚げること。
* シンプルにレモン汁を絞ってさっぱりと、タルタルソースでクリーミーに、
定番のとんかつソースもまた美味しい!
【近年のサンマ事情】
2010年の猛暑の夏をご記憶の方も多いと思います。
その猛暑を凌ぐ暑さだった今年の夏は、記録ずくめの猛暑となりました。
連日の暑さで海水温も上昇し9月だと言うのに30℃に迫る水温を保っているところもあるそうで、15℃位の冷たい海域に生息するサンマは三陸沖に南下できずにいると言うのです。
2010年以来、2013年の今年まで過ごしやすい夏だった年はありません。
地球温暖化の影響なのか定かではありませんが、猛暑の記録が年々更新され続けるのではないかと危惧しています。
本来なら庶民の味のサンマ。
アベノミクスの恩恵がない我が家にとって、一尾400円もの高嶺の花をたくさん購入するのは厳しいですが、秋雨が降って水温が下がることを切に願っています。