2013年06月06日

春セリの塩炒め

春セリの塩炒め
独特の香りとシャキシャキ感の味わい(食材王国みやぎ5月の地産地消メニュー)

以前もみやぎのセリ(2012年1月5日掲載)
についてご紹介しましたが、冬場のセリに負けず劣らず人気なのが、「河北セリ」の名で知られる「春セリ」です。

 もうすっかり名残の季節になりましたが、見かけたら買わずにいられないほど我が家では人気野菜の一つです。
みやぎでは「春セリ」はスタンダードな野菜で、お漬物にする方も多いですね。
冬のセリと違って茎は太いのですが、全く筋っぽさはなくシャキシャキとした歯ごたえがたまらなく美味なのです。

 さっと炒めるだけで、香り豊かな一品の出来上がりです。ぜひお試し下さいね。


材料(3〜4人分)
 ・河北セリ     1束(150g)
 ・ムキエビ     100g
 ・ブナシメジ    1株
 ・片栗粉      小さじ1程度
 ・塩、コショウ   適量
 ・日本酒      小さじ1
 ・サラダ油     小さじ1
 ・ごま油      小さじ1

 ・ラー油
 ・酢      * 割合はお好みで調整してください。
       ・醤油

準 備
 * セリは泥臭さが残らないように丁寧に洗い、根元を少し切り落としてから
   4〜5cmに切り、茎と葉に分けておく。
 * ムキエビは塩と片栗粉を加えてよく揉んでから洗い流し、水気を拭いて
   軽く塩・コショウ・日本酒を加えて混ぜ合わせ、下味をつけておく。
 * ブナシメジは石づきを切り落とし、小房に分けておく。

作り方
 1.テフロン加工のフライパンを温め、サラダ油を引き下味を付けたエビを
   炒め軽く火が通ったらセリの茎の部分を加えて炒める。
 2.次にブナシメジを加えて炒め、全体を混ぜ合わせたらセリの葉の部分を
   加えて更に炒め、葉が軽くしんなりしたら軽く塩・コショウを振って
   混ぜ合わせ、仕上げにごま油を回しかけ火を止めて軽く混ぜ合わせる。
   温めておいた器に盛り付け、食べる時にラー油入の酢醤油をかけて頂きます。


【みやぎのセリ】
resipi-130606-2.jpg  みやぎにおけるセリの産地といえば名取市と石巻市ですが、春のセリといえばやはり「河北セリ」のブランド名で知られる石巻市河北地区。
春に出荷される「セリ」は、秋口に苗を植えつけて、冬に一旦枯らし、翌年の春に新芽が出たものを生育させたもので、まさに春の息吹といえますね。
今や一年中出回っている「セリ」なのですが、やはり季節の味わいはその時だけのものですので、見つけたらぜひ召し上がっていただきたいと思います。

一般的な葉物野菜とは異なり、独特の香りがあって敬遠される方もいらっしゃいますが、香味野菜だからこその味わいもありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

【セリの栄養価】
セリは数少ない日本原産の野菜だそうで、言わば「和製ハーブ」。
セリの仲間にはミツバやパセリ、セロリにフェンネルなど、どれも香りが命の野菜が並びます。
見た目の色合いからもお分かりのように緑黄色野菜ですので、βカロテンはもちろんビタミンCも豊富に含まれ、独特の香りは鎮静作用があると言われています。
 更に食物繊維も多く、鉄分も含まれることから特に女性に召し上がって頂きたい野菜です。他の香味野菜を一度にたくさん食べることは少ないですが、このセリの炒め物は手軽でたくさん頂けるので是非お試し下さい。


【あとがき】
子供の頃は用水路の浅瀬や浅い沼地に野セリが群生していました。
近所の友達とセリ摘みに出かけては、両手に抱えきれないほどのセリを得意げに持ち帰ったものでした。
 持ち帰ったセリは味噌汁やらお浸しやらになり、ちょっとだけ役に立てた気がして嬉しかったなぁ〜。そんな思い出が頭をよぎるのか、見つけたら手に取らずにはいられない季節の味わいです。
そろそろ名残の季節ですので、出回っていなかったらごめんさない。もし見つけたら食べてみてね。
来年以降も忘れずに〜(笑)


西舘 友子

posted by 料理 レシピ at 10:00| みやぎの地産地消