
家族を思うママの味♪
11月も半ばになると街の中はあっという間にクリスマスカラーに彩られていきます。
この頃になると、「今年はどんなクリスマスケーキにしようかな??」とそわそわし始めてしまう私・・・
一流パティシエの芸術的なケーキにも憧れるけれど、多少不恰好でも家族の思い出に残るケーキを作ることができたら、ちょっと嬉しい・・・そんな思いで毎年せっせとクリスマスケーキを作っています。
伝統的なノエルのケーキはマロンやチョコ入りのバタークリームで仕上げ、樹の皮を模してフォークなどで筋目をつけ、マジパンで柊の葉を作り、メレンゲのキノコを飾るそうですが、あまりに手数が多くてギブアップしそうですよね。
お家で作るクリスマスケーキは簡単じゃなきゃ!というわけで思いっきりシンプルに仕上げました。ご馳走の後なのでライトテイストなのもいいですね。(なにしろメタボも気になる年頃だし・・・) 聖なる夜、深々と降る雪・・・どこまでも続く白銀の世界をイメージして仕上げました。
ブッシュ・ド・ノエルの謂れについて
フランスの伝統的な「ブッシュ・ド・ノエル」は、1870年以後パリのパティシエによってクリスマスに作られるようになったそうです。(実はその年代も定かではないとか・・・だからこその伝説なんですって!!)
その謂れにはいろいろあるようです。
☆その昔、北欧では樫木の薪を暖炉に燃やすと、一年中健康でいられるという神話からきた説・・・
☆貧しくて恋人にクリスマスプレゼントも買えない青年が、せめてもと薪の一束を贈ったとされる説・・・
☆前年の冬の燃え残りの薪で作る灰は、一年の厄除けになるという言い伝えにより、クリスマスのケーキも縁起の良い薪の形になったとされる説・・・
☆キリストの生誕を祝って夜通し暖炉で薪を燃やしたことに由来しているとされる説・・
なんだかたくさんの謂れが存在していますね。
それだけたくさんの思いを抱いている人がいたということでしょう。
後日、改めてレシピをご紹介致しますので、ぜひ作ってみて下さいね!!