ハロウィンの季節は焼き菓子が恋しくなる季節でもあります。
今回はかぼちゃと相性のいいキャラメルソースを加え、ちょっと大人のタルトに仕上げました。サクサクのタルト生地とキャラメルの苦味が効いたかぼちゃのハーモニーがたまらない逸品です。
タルトの生地は少々手間ですが、多めの分量で仕込みますので冷凍保存しておいて一週間くらいはいつでも焼きたてが味わえますよ！
秋の日はあっという間に暮れていきますが、時にはゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか？
タルト生地（前日に仕込む）
＜材料＞・バター １５０ｇ
・粉糖 ６０ｇ
・グラニュー ４０ｇ
・卵 １個
・塩 ２ｇ
・アーモンドパウダー ７５ｇ
・薄力粉 ２３０ｇ
＜準備＞
・薄力粉は2回振るっておく
・粉糖とグラニューは合わせて2回振るっておく
＜作り方＞
１．バターをちぎったものをボウルに入れ、手で揉んで柔らかくしてから
木べらで更に柔らかくする。
２．そこに砂糖類を５回に分けて、その都度１００回ずつ混ぜる。
（左回りに9回混ぜ、10回目で右回りに1回混ぜ、周りを払う。それを10回行う）
ほぐした卵も５回に分けて、同様にその都度１００回ずつ混ぜる。
３．アーモンドパウダーは一度に加え、５０回まぜる。
薄力粉は２回に分け、一回目は木べらでボウルの向こう側から手前に
返すように混ぜ、粉が大体見えなくなったら残り１／２を加え、
木べらで押しつぶすように混ぜ最後にカートで底の生地を返すようにして
一まとめにする。
４．ビニール袋に入れ一晩休ませる。
サブレ生地の伸ばし方
１．キャンパス地か台の上に打ち粉（強力粉）をして、寝かせた生地（およそ半分）を取り、麺棒で5mmの厚さに伸ばす。
（型よりも二周りくらい、大きくのばすこと）
２．ピケ（フォークなどで軽く表面を刺しておくこと）をしたら、
打ち粉をした面を上にして型にかぶせ（粉っぽさを舌で直接感じないように
する為）、型からはみ出した生地を両手で型の内側にそっと押し込む感じで
型に寄せ、縁の部分は指先でよく押さえながら、側面に生地を貼り付けてゆく。
３．型の上に麺棒をころがして余分な生地を落とし、型の側面を親指で押して
厚さを揃え、飛び出した部分はカードで切り落とす。
４．成型したら、冷蔵庫に入れて、最低１時間以上休ませる。
（充分休ませないと、焼き縮みするので、気をつけて！）
５．仕込んだ生地は翌日すべて成型し、ビニール袋などに入れ冷凍しておき、
一週間のうちに焼くこと。そのまま冷蔵保存して成型すると、
焼いたときにバターがもれ出るなどして、歯ざわりのガリガリしたものに
なるので注意。
（麺棒状に成型して、輪切りにし焼いておくと簡単。tea timeにもgood）
キャラメルソース（予め作っておくこと）
＜材料＞・グラニュー糖 ２００ｇ
・水 １００ｃｃ
＜作り方＞
１．鍋にグラニュー糖を入れ弱火にかけ、グラニューが溶けてくるまで
さわらないでおく。
２．少しずつグラニューが溶けて、部分的にきつね色になってくるので
全部が溶けてくるまでじっと我慢し、全て溶けたところで鍋をゆすって混ぜ、
全体がきつね色になったら焦げすぎないように火からはずし、
水を一気に注ぐ(ブクブク噴くことがあるので注意！)
３．もし飴状のものがなべ底にできたら、弱火にかけて溶かしておくこと
＊焦がしすぎると苦いだけになるので気をつけて！！
かぼちゃタルトの中味
＜材料＞・・・２０ｃｍタルト型一台分・かぼちゃのマッシュ ３００ｇ
・生クリーム １００ｃｃ
・ラム酒 １０ｃｃ
・小麦粉 １０ｇ
・キャラメルソース １００ｃｃ
＜準備＞
・小麦粉を２回振るっておく
・オーブンを２００℃に温めておく
＜作り方＞
１．マッシュしたかぼちゃにキャラメルソースを加え、全体をよく混ぜる。
２．更に生クリームとラム酒を加え全体をよく混ぜる。
３．充分に混ぜたら小麦粉を加え、切るように混ぜる
（小麦粉を加えたら混ぜすぎないこと！）
４．成型しておいたタルト型に③を流し込み、200℃のオーブンで25～30分くらい
様子を見ながら焼く。
５．焼き上がったら、型のまま粗熱を取る（型が熱いのと、サブレ生地が崩れて
しまうので、そのまま触れるまで冷ますこと）
６．冷たくなりすぎるとバターが固まって型からはずしにくくなるので、
温かいうちに型からはずすこと。
７．すぐ食べない時は充分冷ましてからラップなどをして冷蔵庫で保存する。
水分が多い配合なので早めに食べること！！
＊温かいうちに食べる時は、バニラアイスを添えてもクリーミーで美味しいです！！
冷蔵庫で保存したものは常温に20分くらい出しておいてからの方が、サブレが
硬すぎず美味しいと思います。ほんの少しレンジで温めてもよいですね。
ホイップした生クリームをそえても美味です。
DateねぇちゃんのFoodスタイリング
「かぼちゃのスープと一緒に撮影して！！」
という私のわがままをDateねぇちゃん優しくお引き受け頂き、あれこれ小物をセッティングしはじめてくれました。
さすが、Foodスタイリングの講師です。
あっという間にセッティング終了！！
タイトル画像とは全く違うイメージです。
同じタルトでもイメージ変わりますよね～♪
『向日葵ママ』
