
銀鮭のイタリア風塩麹漬けホイル焼き他 (食材王国みやぎ6月の地産地消メニュー)
最近、話題の『塩麹』
魔法の万能調味料とも言われています。
そんな塩麹で更に美味しくなる銀鮭料理。
今回は若い世代でも食べやすく、ちょっとご馳走感のあるホイル焼きとキリリと冷えた地酒に合わせたらもう言うこと無し!!の粋な肴2品をご紹介します。
アスタキサンチンを多く含むと言われる銀鮭は、アンチエイジングの強い味方!
日焼けはアンチエイジングの大敵ですから、これからの季節は積極的に食べてケアしていきましょう。
◇塩麹
市販のものでもOKですが、簡単に仕込めるので是非「MY塩麹」作ってみてね。
我が家ではいろいろな調味料と合わせやすいように、塩分20%で作っています。
材料(仕込みやすい分量)
・生麹 300g・旨塩などのミネラルの多いものが美味 60g
・水 420cc
作り方
1.ボウルに生麹と塩を入れ、充分に洗った手で丁寧に混ぜ合わせ、塩と麹をなじませる。
2.密閉容器に@を入れ、水を加えて全体を混ぜ合わせたら軽く蓋をして
常温におく。
(容器に目一杯入れず、ゆとりのある大きさを選んでください)
3.一日一回全体をかき混ぜながら1週間から10日ほど熟成させれば出来上がり。
熟成させた塩麹は冷凍保存ができるので、まとめて仕込んでおくと
いいですよ。
*塩分控えめなので冷蔵庫で保管しながら使ってください。
◇銀鮭のイタリア風塩麹漬けホイル焼き
銀鮭を前の晩に漬け込んでおくと、旨みも格段にアップして言うことなし!
材料(2人分)
・銀鮭 2切れ・塩麹 大さじ2(30%の塩分の時はもう少し控えめ)
・イタリアンハーブミックス 小さじ1(塩分の無い物に限る)
(ドライのオレガノ・バジル・セージ・パセリなどをミックスして
使っても美味しい)
・粗挽きコショウ 適量
・プチトマト 10個
・ブロッコリー 小房2〜4個
作り方
1.保存袋に銀鮭を入れ、塩麹を塗して冷蔵庫で最低3時間、出来れば一晩おいて味をなじませる。
2.ホイルを30cmくらいに切り、中心にオリーブオイルを薄く塗って
イタリアンハーブミックスとコショウを振った@の銀鮭を乗せ、
付け合せのプチトマトとブロッコリーも並べる。(塩麹は塗したままでOK)
3.ホイルの長いほうの両端を重ねて2cmくらいの幅で2巻きほどして閉じ、
更に両側を水分が流れないように折り込んでから両面焼きのグリルの
中火で6〜8分ほど焼く。
両面焼きグリルが無い方はフライパンに1cmほど水を張り、蓋をして
蒸し焼きにしてもOK。
*お好みで仕上げにオリーブオイル(分量外)を回しかけても美味!
◇銀鮭の塩麹和え

気温が上がってくると美味しくなるのが銀鮭と冷酒。
キリリと冷えた地酒に合わせたらもう言うこと無し!!
お手軽で粋な肴が出来ましたよ。
さりげなくこんなお料理がでてきたら、誰だってテンション上がっちゃうでしょう〜♪
・・・ただし、くれぐれも飲みすぎにはご注意くださいませ。
材料(3〜4人分)
・銀鮭刺身 200g・塩麹(塩分20%) 大さじ2
・柚子こしょう 小さじ1
・きゅうり 1/2本
作り方
1.きゅうりはよく洗い縦半分に切り、更に斜めの薄切りにし軽く塩(分量外)を振って全体を混ぜ冷やしておく。
2.銀鮭は冊の場合は食べやすい大きさに薄切りし、塩麹で和えて冷蔵庫で
2〜3時間冷やしておく。
(和えてすぐでも食べられますが、2〜3時間寝かせるとより奥深い
味わいになりますよ)
3.きゅうりの水気を絞りAの刺身に加え、柚子こしょうも加えて全体を混ぜ
合わせたらできあがり。
できれば器も冷やしておくとより美味しくいただけます。
【あとがき】
去年は口にすることができなかった銀鮭ですが、震災前の6〜7割程の回復と言いながらも美味しい銀鮭が出回るようになって、ホッと一安心です。
こうして「食材王国みやぎ」が誇る海産物が少しずつ少しずつ出回るようになって、今まで何も出来ないと思っていた自分にも、人間には欠くことのできない「食べること」で多少なりとも協力できると思うと救われたような気がしています。
近年、世代に関係なく魚離れが進んでいると聴いてとても残念ですが、みやぎの美味しいお魚たちを、ぜひともたくさん召し上がって頂きたいものです。
これから8月上旬まで銀鮭のシーズンが続きます。
これまでご紹介してきた銀鮭料理も参考にしながらスーパーで見かけたときは是非お買い求めくださいね。
※ 先月の地産地消に引き続き銀鮭料理のご紹介のため地産地消記事を割愛させて頂きました。