新生活者の食卓を進化させるご馳走カレー
進学や就職で新生活を始めた当時には一生懸命お料理に励んではみたものの…
レパートリーの限界で、ついつい手軽なお弁当やお惣菜に手が伸びてお財布に危険信号!
なんてわが娘のような方はいませんか?!
新生活をはじめると、物珍しがられて友人&知人、先輩などの訪問も多いようです。
そんな時には、今回ご紹介の本格カレーでおもてなしはいかがでしょう。
好感度UPもあるかもしれませんね
材料はお財布に優しい鶏手羽元とたっぷりの玉ねぎがメイン。
何と言ってもソースが美味しいご馳走カレーです。
煮込む時間は多少かかりますが、作り方は難しくありません。
冷凍保存も可能なので、たっぷり作って1回分(一人分)ずつ小分けにして冷凍庫にストックしておけば突然の訪問者にも安心です。
ナンにも良く合うカレーです
お休みの日の昼下がり、是非チャレンジしてみてください。
材料/作りやすい分量
・鶏手羽元 8〜10本・玉ねぎ(中) 3個
・にんにく 1片
・ショウガ 1片
・オリーブオイル 大さじ2杯
・ココナッツミルク 1カップ
・白ワイン 1/4カップ
・水 1カップ
・はちみつ 大さじ1/2杯
・ケチャップ 大さじ1杯
・しょうゆ 大さじ1杯
・塩 小さじ1杯
・コショウ 適量
・ローリエ 2枚
〜スパイス類〜
・ターメリック 大さじ1杯
・コリアンダー 小さじ3杯
・クミン 小さじ1杯
・パプリカ 大さじ1杯
・チリパウダー 小さじ1杯
・カレー粉 大さじ1杯
・ガラムマサラ 大さじ1/2杯
下準備
@ 鶏手羽元は、塩&コショウ(分量外)を振って白ワイン大さじ1程度(分量外)を振りかけておきましょう。
A 玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、にんにく・ショウガはみじん切りにして
おきます。
B スパイス類は、ターメリック以外を合わせておきます。
<作り方>
1.大さじ1杯のオリーブオイルで玉ねぎを軽いきつね色になるまで15〜20分くらい炒めます。
(初めは玉ねぎから水分が出てくるので中火で炒め、水分が抜けてきたら
弱火にして焦げないように気を付けましょう!)
2.上記1に、みじん切りのにんにく&生姜を加えて更に1〜2分炒め、香りが
立ってきたらターメリックを加えて全体に絡ませたら水を入れて火力を強め
沸騰させます。
3.沸騰してきたらローリエを入れて弱火にし蓋をして10分ほど煮込みます。
4.玉ねぎを煮込んでいる間に、別鍋(フライパンなど)でお肉に火を通します。
-1 フライパンにオリーブオイル大さじ1杯を入れて中火くらいで温め、
肉を軽く焼き付けます。
-2 軽くきつね色になったら裏返して両面を焼き、白ワインを入れて
蓋をして5分程度煮込みましょう。
5.上記3に4の肉と肉汁残らず加え、20分ほど弱火で煮込み、肉が柔らかく
なってきたら合わせておいたスパイス類とココナッツミルクを加えて
よく混ぜ合わせ、更に15分ほど弱火で煮込みます。
6.味の仕上げにはちみつ、ケチャップ、醤油を加えて全体を混ぜ合わせ、
水分を飛ばしながら程よいとろみがついてきたら塩&コショウで味を
調えて出来上がりです。
一人分の冷凍の場合)
出来上がったカレーを自然放置し、ひと肌まで冷めたらジッパー付き
保存袋にお肉2本とおたま一杯弱のソース(合わせて220g程度)を入れ
空気を抜いてからジッパーをしめて冷凍保存しておきましょう。
解凍は、自然解凍がおすすめですが、電子レンジ解凍の場合は保存袋が破裂
しないようご注意ください。
【あとがき】
市販のカレールーを使わないオリジナルは、専門店で食べるものと決めつけていた若かりし頃。
どんなに有名店を食べ歩いてもどれひとつ『美味しい』と思った記憶がありませんでした。
辛いのが苦手な母がつくるカレーは、ハウスバーモントカレーが定番で幼少期から食べなれていた味覚形成のなごりかもしれません。
今回ご紹介のレシピは、調理士専門学校時代、洋食の実習で作ったシーフードカレーをベースにアレンジしたものですが、実習の時よりも馴染みやすい味に仕上げたつもりです。
辛口評価の味見係からも『良いんじゃない!』のお墨付きを頂き、口うるさい友人たちから『又お願いね』など上々の評価です。
いつものスーパーでスパイス類やココナッツミルクが手に入らない場合は、仙台市宮城野区に本社を構え、関東、関西に店舗展開を行っているYaMaYa(株式会社やまや)をのぞいてみて下さい。
YaMaYaは、お酒を買いに行くだけじゃなく、スパイス類や輸入食材など安くて特別な食材が色々物色できるので楽しいですよ