2011年08月04日

麻婆なす

麻婆なす
旬の夏野菜を食べてみやぎを応援!(食材王国みやぎ8月の地産地消メニュー)

家族みんなが大好きな麻婆ナス。
震災直後につくったおかずの中で、10代から80代の大家族全員に、一番好評だったメニューです。

停電のため実家で冷凍保存していたたっぷりのひき肉が届き、
『美味しいものに姿を変えて逆お届けでも良いんだけどな…』
そんなリクエストに応えたメニューでもありました。
高校生の甥っ子からレシピもリクエストされましたっけ。

市販のルーを使わなくとも十分おいしく仕上がりますよ。

娘が帰ってくると『食べたかったんだよね…』
何度も耳にする褒め言葉です。

お盆休みに帰ってきたら、今度はレシピをプレゼントしてみようかしら


材料(3〜4人分)
 ・茄子(中)      1袋(4〜5個)
 ・肉味噌        150g前後
 ・豆チー醤       小さじ1杯
 ・紹興酒        大さじ1杯
 ・塩&コショウ     少々

下準備
 * 肉味噌を作って常備しておきましょう!
   冷凍してある肉味噌は解凍しておきます
 * なすは、たて6つのくし型に切り、水につけてあく抜きしておきましょう
 * トッピング用に小ねぎを刻んでおきます

作り方
 1.あく抜きした茄子の水分をよくふき取り、170度に熱した油で
   素揚げします。
 2.解凍した肉味噌をフライパンで熱し、豆鼓―醤を入れて混ぜ合わせます。
 3.汁気がないようなら大さじ1〜2杯のお水を入れてしっとりさせたら
   素揚げした茄子を入れて味を浸み込ませるようにフライパンを動かし、
   紹興酒、塩&コショウで味を調えます。


【肉味噌】
材料(作りやすい分量)
resipi-110804-2.jpg  ・ひき肉     1パック(約300g)
 ・にんにく    2かけ
 ・葱       1本
 ・しいたけ    5〜6個
 ・紹興酒(酒)  大さじ1杯
 ・砂糖      大さじ1杯
 ・みりん     大さじ2杯
 ・ごま油     大さじ1杯
 ・塩&コショウ  適量
 ・赤トウガラシ  適量(辛さはお好みで加減して下さい)

〜下味用調味料〜
 ・コチ醤     小さじ2杯弱
 ・酒       大さじ2杯
 ・塩&コショウ  適量

下準備
 * ひき肉に下味をつけておきましょう。
   コチ醤を酒で軽く溶き、ひき肉に振り掛け、塩ひとつまみとコショウも
   かけてよく揉みます。
 * 下味をなじませている間、葱としいたけを粗みじん切りにしておきます。
 * にんにくは庖丁の面の部分で一度つぶしてからみじん切りにします。

作り方
 1.鍋(フライ鍋)ににんにく&赤トウガラシを入れて弱火でじっくり火を
   通して香りを立たせます。
 2.上記に下味を付けたひき肉を入れてお肉をほぐしながら強火で焦げつかない
   ようになべ底から混ぜ合わせ、水分を飛ばします。
 3.ひき肉全体に火が通り、パラパラになったら紹興酒(酒)を入れて
   軽く水分を飛ばし、砂糖とみりんを入れて全体を軽くまぜあわせ、
   醤油を入れて味をなじませます
 4.上記3の水分が飛んできたら葱としいたけを入れて軽く混ぜ合わせ味をみて
   コショウで味を調えたら出来上がりです。
 ※ 冷凍保存する時は冷めてからジッパー付きの袋に入れて空気を抜いて
   冷凍庫で保存します。


【みやぎのなす】
resipi-110804-3.jpg  みやぎのなすは地域重点振興品目になっていて、大崎市、登米市、気仙沼市で積極的に生産されています。
中でも大崎市は、県内1位の生産量を誇り、JAふるかわの『古川なす』は大型で色艶も良く見るからにブランドなすとして堂々とスーパーに並んでいるのをよく見かけます。
又、極最近、近所にある登米市の直売所に入ってみたらスーパー価格の3割程安く、新鮮で立派な茄子がならんでいたので、お漬物用の長なすを含むいくつかの種類の茄子をたっぷり買って様々に茄子料理を楽しんでみました。

当サイトでは、2009年8月6日に『夏のなす料理とお弁当』で地産地消記事を掲載していますので、なすについての説明や栄養についてはそちらをご参照ください。



佐藤 綾子

posted by 料理 レシピ at 10:00| みやぎの地産地消