2011年07月21日

サラダ感覚のきゅうりの浅漬け2品

きゅうりの浅漬け
キュウリビズ第三弾/ヨーグルトを使った仙台味噌漬け

 一年中出回っているきゅうりですが、路地物は今が正に最盛期。
家庭菜園でも楽しまれる方が多い野菜の一つですが、たくさん取れすぎて持て余し気味になることもしばしば・・・。
あの手この手で食べてはいるものの、何か変わったアイディアはないの???という方にちょっとユニークなお漬物をご紹介します。
友人に何で漬けたか言わずに勧めたら「ん〜マイルドで美味しい!」と褒めてもらった一品です。
発酵食品同士は相性がいいといわれていますが、実はこんなにはまるとは思いませんでした。
うっかり忘れて2〜3日経ってからでも味が濃くならず美味しくいただけますので、まとめて漬けてもいいかもしれませんね。
ひんやり冷たいほうが美味しいので、3〜4時間は冷蔵庫で冷やしてね。
おつまみはもちろんですが、食欲のない日のご飯のおかずにもお勧めです。


材料(作りやすい分量)
 ・きゅうり           4本
 ・無糖プレーンヨーグルト    50g
 ・仙台味噌           50g(是非仙台味噌で!!)
 ・はちみつ           小さじ1
 ・茗荷(お好みで)       適量
 ・板摺り用塩          適量

作り方
 1.きゅうりは流水でよく洗い、上下の硬いところを少しだけ切り落として
   板摺りをしたら、軽く洗って水気を拭き、半分の長さに切っておく。
 2.ポリ袋にプレーンヨーグルトと仙台味噌、はちみつを入れ手で揉んで
   全体を混ぜ合わせたところにきゅうりを加え、なるべく空気を抜くように
   して袋の口を結び漬け込む。
   (水気が出てくるので袋の口はしっかり結んでください!)
 3.初めは漬け床が少なく感じますが、手で揉んだり時々表裏を返したり
   しながら漬けていると徐々に水気が出てきて全体に味が入りますので
   ご安心を。
 4.水気が出てきたら冷蔵庫で最低3〜4時間冷やせば出来上がりです。
   表面は洗ってもそのままでもお好みでどうぞ。
   茗荷との組み合わせで更にグレードアップしますので、
   ぜひお試しくださいね。



きゅうりの塩コンブ漬け
きゅうりの浅漬け

茹だる様な暑さの毎日で、ついつい食欲も落ちてしまいがちですが、しっかりバランスよく食べてちゃんと寝ることが熱中症予防や夏バテ予防には大事だと言われています。

料理をするのも億劫なほど暑いときでも、簡単に作れるお漬物があれば熱々のご飯でも美味しく頂けますよ。
しっかり冷えた方が美味しいので、食事の時間を逆算して作ってね。


材料(作りやすい分量)
 ・きゅうり         4本
 ・塩            適量
 ・塩こんぶ         20g
 ・白ごま          適量

作り方
 1.きゅうりを流水でよく洗い、上下の硬いところを少しだけ切り落とし、
   板摺りをする。
 2.軽く洗ってそれぞれ4〜5cmに切り、包丁を平らにし手のひらで
   押さえる様にして体重をかけ縦に割っていく。
   (断面がギザギザになり表面積が増えて味が馴染みやすくなります。)
 3.きゅうりの重量の1%の塩を振り、全体を混ぜ合わせて水気が出てくるまで
   おく。
 4.出てきた水を切り、塩こんぶを加えて全体を混ぜ合わせ、お皿などで軽く
   重石をして密閉容器に入れ、冷蔵庫で2〜3時間冷やせば出来上がり。
   仕上げに白ごまを振っても美味しいです。


【あとがき】
2011年は超節電サマー。
だからと言って節電し過ぎて熱中症にならないように、気をつけたいもの。
風通しを良くしたり、簾やサンシェードで直射日光を遮ったり、ドライミストをつけるなど対策をされている方も多いことでしょう。

それらの対策ができたら、後は食事でバックアップ!
夏に旬を迎える野菜は体の熱を取るものが多いといわれますが、
その代表格が「きゅうり」というわけです。

瑞々しさと心地よい歯ざわりが命の「きゅうり」。
さっと作れるサラダ感覚のお漬物で、この夏を乗り切りましょう。



西舘 友子

posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby西舘友子