
美味しく食べてみやぎを応援してください!(食材王国みやぎ6月の地産地消メニュー)
翡翠色が美しく、コロンと愛らしいソラマメ。
ふかふかのベッドでゆっくりじっくり成長します。
ふかふかのベッドであるがゆえ、廃棄量の多さがちょっと気になるところでは
ありますが、さっと塩茹でしてビールのおつまみにしたら最高!!なんて思っている
おとうさん方も多いかもしれませんね。
でも今回はひと手間かけて家族で頂けるメニューに仕上げました。
あえてあっさりとした味わいにしたのは、食材の持つ風味や旨みを感じて
欲しいから・・・。
ホクホクのソラマメと歯ごたえの良い筍、プリプリのエビの組み合わせは王道と
言ってもいいですね。
ビール党のおとうさんと一緒に、家族そろって満足できる彩り豊かな炒め物です。
材料(3〜4人分)
○ソラマメ 18さや(2パック)○ブラックタイガーエビ 12〜15尾
○片栗粉(エビ用) 適量
○筍 200g
○ショウガ・ニンニク 各一片(みじん切り)
○ごま油(炒め用) 大さじ1
○鶏がらスープ 100cc
(2008年10月23日掲載かぼちゃニョッキのスープ仕立てを参照に
スープを取ってね。)
○塩 小さじ1/2
○コショウ 適量
○薄口醤油 小さじ1
○紹興酒(無ければ日本酒でも可) 大さじ1
○砂糖 小さじ1
○片栗粉 小さじ1と1/2
○ごま油(仕上げ用) 小さじ2
下準備
* ソラマメはさやから豆を取り出し軽く塩茹でして、冷めたら表面の皮をむいておく。
* エビは解凍したら背開きにし、背ワタを取ってから塩と片栗粉(分量外)を
小さじ1くらいずつ加え、よく揉んで汚れや臭みを浮き出させ充分に
水洗いし、しっかりと水気を拭き取っておく。
* 筍は2008年3月26日掲載のお花見弁当の若竹煮を参照して下処理をし、穂先と
下の固い部分に分けてから繊維に沿って短冊切りにしておく。
* 鶏がらスープに塩小さじ1/2・薄口醤油小さじ1・紹興酒大さじ1・
砂糖小さじ1・片栗粉小さじ1と1/2・コショウ少々を加えて充分に
混ぜ合わせておく。
作り方
1.下処理したエビに軽く塩・コショウ(分量外)してから片栗粉を塗し、余分な粉を叩いておく。
2.ショウガとニンニクをフライパンに入れ、ごま油大さじ1を加えて弱火で
香りを出したら@のエビを加え中火にして炒めていく。
3.エビに8割ほど火が入ったら一旦取り出し、そこに筍を加えて炒め熱く
なったら塩茹でしておいたソラマメを加えて軽く炒めたらエビを戻し入れる。
4.調味料を加えた鶏がらスープは片栗粉が沈まないように充分に混ぜ合わせ、
一旦火を止めてから加えて直ぐに耐熱のゴムベラなどで混ぜて均一にし、
再び火を付け全体にとろみがついて透明感が出たら、仕上げにごま油を
回し入れ直ぐ火を止め、軽く混ぜれば出来上がり。
温めておいた器に盛り付けてさあ召し上がれ!
* 美しい翡翠色が鮮やかなソラマメは、彩の良さもご馳走のひとつですね。
季節の終盤の筍と、旬のソラマメの組み合わせはほんの一瞬しか
楽しめませんので、ぜひ作ってみてね。
【旬の味ソラマメ】
漢字で「蚕豆」と書くこともあるソラマメ。蚕(かいこ)が繭を作る時期に実るからそう呼ぶようになったとされる説や、さやが空に向かって上向きに付くことから「空豆」と呼ばれる・・・など諸説ありますが、鹿児島からスタートして長崎や愛媛、福井など北上を続け6月に入る頃にはみやぎへと産地がバトンタッチされていきます。
美味しいソラマメを頂くなら、是非さやごとお買い求めいただきたいと思います。
さやの色が鮮やかな緑色で、艶と張りのある物がお勧めです。
買ってきたら冷蔵庫に入れっぱなしにしないで直ぐに調理しましょう!!
美しい翡翠色のソラマメに出会えますよ。
【みやぎのソラマメ】
みやぎのソラマメは村田町、蔵王町、栗原市、涌谷町などが主な栽培地域で、全国5位の作付け面積を誇り、みやぎの重点振興品目になっています。スーパーでもよく目にするソラマメですが、より新鮮な物をGETするならやはり道の駅や直売所がお勧めです。
道の駅村田ではソラマメの加工品なども販売されていますので、こまめに情報を仕入れてドライブがてらぜひお出かけください。
同じく豆の仲間の「枝豆」も大豆の未成熟な状態を食べているわけですが、ソラマメも実は未熟なままの豆を頂いているのです。
日本では大粒種が主に栽培され、ほとんどが未熟な生の状態で出荷されているそうなので、大豆のように乾燥した豆を目にすることはほとんどかもしれませんが、この大粒種が成長すると「お多福豆」と呼ばれるようになるとのことです。
乾燥したものを直接手にする機会は少ないかもしれませんが、煮豆や甘納豆になったお多福豆にはお目にかかれるかもしれませんので、探してみてください。
【あとがき】
震災後、あまりにも残酷な現実に涙を流さない日はないほど切なく苦しい日々でした。
そんな毎日の中、なんとかお買い物が出来るようになった時、季節の食材をかき集め、炊き立てのご飯と共に食べた夕食時、不思議と心の底から力が湧いてくる自分がいたのです。
それは「食べる力」が「生きる力」だということに他なりません。こんな時こそ季節の美味しい食材をお腹一杯食べて元気にならなくちゃいけない!!そう思った瞬間でした。
みやぎをはじめ大きなダメージを受けた東北の沿岸部ですが、それでも復活に向け動き始めている方々がいらっしゃいます。
私達もいつか必ず「蘇ったみやぎの食材達」をお伝えできる日が来ると信じ、ゆっくり歩き始めようと思います。
またご覧頂けたら幸いです。
