2011年02月24日

紅茶のメレンゲ

紅茶のメレンゲ
ホワイトデーに息子や夫に協力して母力UP

2月14日のバレンタインデーの盛り上がりとは裏腹に、3月14日のホワイトデーはなかなか浸透していないようにも感じますが、逆にちょっと気の利いたお菓子やプレゼントを贈れば、目立つこと間違いなし!!ですよね。

だったらしょうがない夫や息子のために人肌脱ごうじゃありませんか。
・・・なんてもったいぶっていますが、実は普段のお料理やお菓子を作る際に余りがちな卵白を使って作れる、とっておきのお助けメニューがあるのです!
しかもほとんどお家にある食材で作れる優れもの!
オイルも一切入らず、カリカリした軽い食感がたまりません。
健康志向の女性にも、きっと気に入ってもらえると思いますよ♪


材料(30cm×30cmの天板2枚分)
 ○卵白       40g(およそLサイズ1個分)
 ○レモン汁     小さじ1/4
 ○グラニュー糖   25g
<A>
 ○細目グラニュー糖    30g(通常のものより細かく生地に馴染みやすい)
 ○コーンスターチ     3g
 ○アールグレー茶葉    4g(ティーバッグを使うと茶葉が細かいのでgood)

準備
 * ハンドミキサーの羽根や、ボウル、ゴムベラなど使う道具は全て油分が
   無いよう充分に洗剤で洗い、しっかり水気を拭き取っておくこと。
   (メレンゲの泡立ちが悪くなるので、油分や水分が無いように必ず
   きれいにしてね!)
 * 卵白はボウルごと冷蔵庫で充分に冷やしておく。(できれば卵白の周りが
   少しシャリシャリ凍るまで冷凍庫に入れるのがベスト!)
 * Aを全て一緒にして混ぜ合わせておく。
   (茶葉が大きい時は細かくすり潰しておく)
 * オーブンは100℃に予熱しておく。

作り方
 1.冷やしておいた卵白にレモン汁を入れ、25gのグラニュー糖から小さじ1
   程度を加えてハンドミキサーの低速で軽くほぐしてから、最高速にして
   泡立てて行く。
 2.卵白が泡立って白く盛り上がってきたら、グラニュー糖の半分を加え更に
   泡立てて行く。
 3.泡立てた後が筋状に見えて艶が出てきたら、残りのグラニュー糖を加えて、
   より細かなメレンゲにして行く。
 4.ハンドミキサーを止めてすくい上げた時に、ピンと角が立つまで泡立てる。
 5.そこにAの半分を加えて、ゴムベラで底からすくい上げるようにして混ぜて
   行き、一度周りを払ってから残りの分量を加え、全体を満遍なく混ぜ合わせ
   たら生地の完成。
 6.花口金を付けた絞り出し袋に生地を入れ、オーブンシートの上に3cm
   くらいの間隔で絞る。
   (今回はあえて先が尖るように絞り出しました。)
   天板が1枚しかない時は、生地を絞り出し袋に入れたままにせず、別の
   オーブンシートに絞り出しておき、後から同じように焼いていく。
 7.100℃に予熱したオーブンに入れ、60分焼き(30分経ったら前後を入れ替えて、
   満遍なく焼く)その後乾いた布巾(濡れ布巾は湿気るのでダメです!)
   などを扉に挟んで半開きにし、冷めるまで乾燥させる。しっかり芯まで
   乾燥させないと、あっという間に湿気てしまい美味しくないので気をつけて!
   * オーブンによっては110℃までしか設定できない物もあるので、
     その際は110℃でOKです。
 8.充分に冷めたら乾燥剤を入れたキャニスターや密閉容器で保存し、2週間を
   目安に食べきりましょう。
   プレゼントの時は、しっかり口が閉まる容器や袋に入れて必ず乾燥剤も
   忘れずに添えてあげましょう。
   * 数あるお菓子の中でも、特に湿気に弱いお菓子なので、乾燥剤は
     必需品です。スーパーの製菓コーナーなどで手に入るので探して
     みてください。
     作り慣れたら紅茶味だけでなく、フリーズドライの苺パウダーや
     インスタントコーヒー、細かくしたナッツなどを加えても美味しいですよ。


【あとがき】
 初めて作ったとき、近所のスーパーで手に入る材料なのに、わざわざお菓子屋さんから買ってきたような出来上がりに自画自賛したのを覚えています。
以前お土産に差し上げた知人からは「こんな口解けのお菓子は初めてだよ!!すごいね〜。」とお褒めの言葉をいただきましたっけ・・・。

 バレンタインのチョコも紅茶風味でしたが、なぜか私の周りでは紅茶風味のお菓子が大人気。
特に女子からはスコーンやシフォンケーキなども「紅茶味でね!」とリクエストされることが多いのです。

 ならば女性にお返しするホワイトデーですもの、ちょっとインパクトのあるお菓子で目立っちゃいましょう!!というわけでまたしても紅茶味になりました(笑)
 ぜひ、是非手作りしてみてね♪



西舘 友子

posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby西舘友子