2011年01月27日

紅茶風味の生チョコレート

生チョコレート
大人ならではの幸せなひととき

 今年もまたバレンタインの季節がやってきました。
告白する人もしない人も、この時季しか手に入らない珍しいチョコレートが頂けるビッグチャンスでもありますから、ウキウキワクワクしている方も多いのではないでしょうか。

 でも希少価値が高いと言うことは必然的にお値段も・・・。
「一粒500円です!」なんて言われると気後れしてどうしても手が出せません。
そんな小心者のせめてもの贅沢は、お気に入りのチョコレートで生チョコを作ることでしょうか。

 今年は紅茶のフレーバー。
プレゼントはもちろんだけど、自分の為に作ってもいいと思えるほど大好きな逸品。
濃厚な味わいが、ちょっと豊かな気分にさせてくれる自慢の生チョコです。


材料(作りやすい分量)
 ○クーベルチュールスウィートチョコレート   350g
 ○生クリーム(乳脂肪40%以上のもの)     150g
 ○バター(食塩不使用)            50g
 ○水あめ                   50g
  * 水あめはオーブンシートを12〜15cm角くらいにカットし、濡らしてから
    ボウルに乗せ、そこに取り出して量る。量ったら直ぐオーブンシートを
    持って鍋に移すこと。濡れているお陰でべたつくこともなくスムーズに
    鍋に移せます。
 ○紅茶のリキュール              40cc
 ○紅茶液
   ・アールグレイのティーバッグ    1袋
   ・熱湯   50cc  長時間抽出して濃くする *そこから30cc量る
 ○紅茶エッセンス               3〜4滴
 ○ココアパウダー(ミルクや糖分などが入っていない物) 適量

下準備
 * チョコレートを細かく刻んでボウルに入れておく。
 * 紅茶液30ccを量っておく。

作り方
 1.生クリーム、バター、水あめを小さめの鍋に入れて火にかけ、沸騰させた
   ところに紅茶液を加えて混ぜ合わせ、チョコレートの入ったボウルに
   注ぎいれる。
 2.耐熱のゴムベラで泡立たないように混ぜ合わせ、チョコレートが完全に
   溶けたら紅茶のリキュールと紅茶エッセンスを加え混ぜ合わせる。
 3.オーブンシートを敷いたバットや天板に流したら、軽く下に打ちつけ
   大きな気泡を取る。
 4.充分に冷めたらチョコの表面にくっ付かないようにラップや蓋をして、
   冷蔵庫で3〜4時間冷やし固める。
 5.固まったらオーブンシートから外し、ココアパウダーを全体に振りかけたら
   一度払って好みの大きさにカットし、改めてココアパウダーをまぶして
   出来上がり。

 * 必ず冷蔵庫で保存し、1週間〜10日を目安に食べきること。
 * 柔らか目がお好みの方は、冷蔵庫から出して20分くらいしてから
   召し上がってください。
 * リキュールがしっかり効いていますので、お子様や未成年の方には
   プレゼントしないでね。
 * プレゼントする時は出来れば保冷剤を入れて、早めに食べきるように
   伝えましょう。


【あとがき】
 洋菓子職人でも難しいとされるテンパリングなどの作業は一切ないのに、極上の味わいが楽しめる夫や友人にも大好評の生チョコです。

 最大のポイントなんといってもクーベルチュールチョコレートを使うこと!!
脂肪分が多く滑らかな口当たりになりますので、ぜひチョコレートだけはケチらずに奮発してくださいね(笑)

 濃厚な味わいなので、小さめカットがお勧めです。
ビターなコーヒーとの相性は言うまでもなく、ゆったりと幸せな時間を楽しめますよ。



西舘 友子

posted by 料理 レシピ at 11:42| レシピby西舘友子