
宮城が誇る冬旬菜 (食材王国みやぎ11月の地産地消メニュー)
新鮮な牡蠣は生で食べるのが一番です。
でも、いつも酢牡蠣では飽きてしまいますね。
そんな時は美味しい汁も一緒に食べられる牡蠣のセットメニューを作りましょう。
牡蠣は「海のミルク」とも言われるように、タウリンやグリコーゲン、各種ビタミンがたっぷり含まれています。
蒸したり、焼いたりすると一層旨味が凝縮し、濃厚な味わいになりますよ。
もちろん牡蠣鍋、牡蠣フライなどどんな料理に使っても主役になること間違いなしです。
宮城の牡蠣は2010年2月末に発生したチリの大地震による津波被害でやや小ぶりですが、その分味が凝縮しています。
見た目の大きさにとらわれず、今年ならではの美味しさをお試し下さい。
牡蠣ごはん
材料(4人分)

・牡蠣 150g
〜A〜
・水 200cc
・酒 大2
・薄口醤油20cc
・塩 小1/4
・みりん 小1
・塩 大1/2
・みつば 5本
・柚のせん切り 適宜
作り方
1.米は研ぎザルにあげておく。みつばは茹でて2cmに切る。2.牡蠣はザルに入れ塩を振りぬめりを出す。これを流水で洗い水気を切る。
3.鍋に[ ]内の調味料を入れてさっと煮立て、水気を切った牡蠣を入れて
煮たったら火を止める。牡蠣をザルにあげておく
4.煮汁が冷めたら釜に米とともに、水加減をして炊き上げる。
5.ご飯が炊き上がったら牡蠣をのせて十分に蒸らす。
6.蒸らしたご飯を茶碗に盛り、みつば、柚子を散らしていただく。
牡蠣汁
材料(4人分)
・牡蠣 150〜200g・水 4カップ(牡蠣のゆで汁も含める)
・塩 小さじ1/2
・酒 大さじ1
・薄口醤油 小さじ1
・豆腐 1/4丁
・ネギ 1/2本
作り方
1.鍋に水2カップの湯を沸かし、塩小さじ1/2と酒小さじ1(分量外)を入れ、沸騰したら牡蠣を加え、再び軽く煮立ってきたら火を止めてザルにあげる。
この時茹ですぎると牡蠣が縮んでしまうので煮すぎない事が大切です。
2.ゆで汁はザルにキッチンペーパーを敷いて漉しておく。
3.豆腐は1cm厚さの色紙切り、ネギは斜め薄切りにする。
4.鍋に2の茹で汁を含め4カップの水を入れて煮立て塩、酒、薄口醤油で
調味し、豆腐とネギを加えて器に盛りいただく。
○ 宮城の牡蠣事情は宮城が誇る『牡蠣について』をご覧下さい。
あとがき
宮城の牡蠣は生産量では広島に次いで二番目ですが味では断然トップ。三陸の豊かな森が生む栄養分が海に溶け出し牡蠣をじっくりと育てているからなんです。
私たちが一般的に食べているのは冬が旬の「マガキ」ですが、春や夏が旬の「イワガキ」も石巻市雄勝で生産されています。
「食材王国みやぎ」が誇る冬の食材「みやぎの牡蠣」は今がまさに旬です。
お好みの調理法で美味しく料理して食べて欲しいものです。