
昭和40年から続くおふくろの味の代名詞
共働きが長かった我が家のおかずは、ひと鍋で作れて30分以内で食事をするのが基本でした。
そんな我が家にぴったりのお惣菜が肉じゃが。
幸い子供たちもカレーの次に喜んでくれました。
当時の冬は、週末にカレーライス・肉じゃが・おでんをまとめて仕込み、日替わりで温めて食べていましたっけ。
最近の我が家はメタボ対策で、肉は少なく、食物繊維タップリのこんにゃくを入れ、しみ込みこんだうま味をご飯にのせていただきます。
お父さんの健康が心配な方 一度お試しあれ!
材料(2人分)
・牛こま切れ 60g・じゃがいも 2個
・玉ネギ 1個
・人参 30g
・平こんにゃく 小1枚
・特性旨醤油タレ 1/2カップ
・絹さや 3枚
<うま醤油タレ・・作りやすい分量>
・醤 油 1カップ
・みりん 20cc
・砂糖 75g
・赤ワイン 20cc
・りんごの絞り汁 25cc
・みかんの絞り汁 25cc
・バナナ 15g
※作り方は材料を全部ミキサーに入れてスイッチオン!
容器に入れて冷蔵庫で1ケ月位保存できます。
作り方
1.じゃがいもは皮をむいて4〜6つ割りにし水に放してアクを抜く。2.玉ねぎは皮をむいて2cm位のくし型に切る。
3.人参は皮をむき、3cm長さに切り、2つか4つ割にする。
4.平こんにゃくの両端に割り箸を置いて1cm幅に切り込みを入れる。
割り箸を横に移して再び1cm幅に切り込みを入れる。これを3cm角に切り離し、鍋でからいりしておく。
5.絹さやは塩を入れてた湯で茹でてせん切りにする。
6.鍋を熱し、牛肉を炒める。肉の色が変わってきたら、じゃがいもと玉ネギ、
人参、こんにゃくを加えて炒め、水と醤油タレを加えて中火で焦げ
付かせないように煮る。
7.野菜に味が十分しみ込んだら器に盛り付け絹さやを散らす。
□肉じゃがについて
肉じゃがは、日本人なら嫌いな人は少ないはず。若い女性の間でも彼に作ってあげたい料理のひとつに上げられるとか?!
もともとは海軍の給食として考えられた肉じゃがは、栄養価が高くバランスもとれている事から、昭和40年代になって家庭料理の代表メニュー、「おふくろの味」の代名詞として定着しました。
あとがき
オリジナルの旨味醤油タレは友人から教えてもらったもの。煮物や炒め物にダシ醤油として毎日のように利用しています。果物が無い時期にはフルーツ&野菜のミックスジュースを利用してもOK!
じゃがいもの品種は沢山出回っていますが、肉じゃがには煮くずれしにくいメークインが最適です。男爵やキタアカリの場合には、煮上がりが早いので後から入れるといいでしょう。
7月下旬から8月上旬に収獲した地場のじゃがいもが美味しさを増す頃になりました。
以外にもじゃがいもにはビタミンCがタップリです。
今年は秋が短く、残暑の後は急激な寒さがやってくるとか。コロッケやサラダ、スープにと毎日使って健康的な毎日を過ごし、寒い冬に備えたいものです。