2010年09月09日

重陽の節句に古代米で栗ご飯

古代米で栗ご飯
色鮮やかに美味しく食べて健康を願う

私の友人たちの旅のお土産は、その土地の珍しい食材が多いのですが、今日は雑穀の詰め合わせをいただきました。
箱を開けると黒と紫色の古代米に黄色のあわやきびなど色鮮やかに並んでいます。

今日は長寿を願う『重陽の節句』
いつもよりちょっぴりおしゃれに古代米で栗ご飯をつくってみました。
きれいな紫に鮮やかな黄色の取り合わせは秋らしさを漂わせ…

食卓についた家族からは、「お赤飯?」「小豆でなくて何故 栗?」
「もっちりして旨い!」「紫に黄色は何か秋色!お上品な感じ!」・・・などの感想を貰いました。
初物の里芋たっぷりのおくずかけを添えていただきましょう。
もちろん友人の健康と長寿を願って栗ご飯のおすそ分けです♪

材料(2人分)
 ・白米 1カップ
 ・黒米    小さじ2
 ・栗    10粒位
 ・塩    小さじ1/2
 ・酒    大さじ1


作り方
 1.黒米は洗って水に浸しておく。
 2.白米は30分前に洗ってザルにあげて水気をきっておく。
 3.栗はたっぷりの熱湯を注ぎふたをしてお湯が冷めるまでそのままおく。
   皮が柔らかくなったら渋皮ごと包丁でむき、水にさらす。
 4.炊飯器に白、黒米を混ぜて塩、酒をいれて混ぜ、水加減をしてから上に
   栗を広げて炊きあげる。
   5.炊きあがったしゃもじで釜の底からひとまぜし粗熱をとってから器に盛る。

あとがき
米にはご飯で食べる「うるち米」、餅やおこわにして食べる「もち米」が代表格ですが様々な変わった性質を持つ米もあります。
そのひとつが色素米です。玄米の表面が赤色をしている赤米、紫色をしている紫黒米があります。
色素のもとはポリフェノールの一種であるアントシアニン。目や肝機能の強化作用があるといわれています。他にもビタミン類や鉄、カルシュームなど不足しがちな栄養分も多く含まれていますのでいただいた友に感謝しながら頂きたいと思います。



色川 恭子

posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby色川恭子