
優雅で洗練されたスープに銀鮭をトッピング
クリーミーな味わいの『ビシソワーズ』を家庭で作っちゃうの???
難しそうだけど大丈夫???
そんなイメージを持っている方、必見!!
ミキサーかフードプロセッサーのどちらかをお持ちなら手軽に作れますし、ポイントを心得たら、失敗がありません。
ビシソワーズは、冷たいスープと思われがちですが、そんな事はありませんよ。
温かくてもおいしいので、ちょっと肌寒く感じる時には大活躍♪
朝のパン食やランチのパスタ、夕食のお肉やお魚料理と一緒にいかがでしょう!!
どちらもスープの美味しさに変りはありませんが、やっぱりサーモンピンクの方が美味しそう♪
材料

・たまねぎ(中) 1/2個
・バター 10g
・鶏がらスープ 200cc
・豆乳又は牛乳 100cc
・塩 小さじ1/4
・コショウ 適量
・ローリエ 1枚
下処理
1.じゃが芋は、丁寧に皮をむき、3〜4mmの薄切りにして水にさらし灰汁抜きをします。
2.たまねぎも皮をむき、繊維にそって薄くスライスします。
作り方
1.鍋にバターを入れ、弱火にかけて半分くらい溶けてきたら、灰汁抜きしたじゃが芋を水分をきってから鍋に入れしんなりするまで丁寧に混ぜ
合わせながら炒めます。
2.じゃが芋の様子を見ながら火加減を若干強め(中火)に調整しても
良いでしょう。
3.じゃが芋が透き通ってきたら、たまねぎを加え、更に炒めましょう。
4.全体に火が通り、じゃが芋とたまねぎがしんなりしてきたらスープ注ぎ入れ、
ローリエを加えて煮込みます。
5.煮込むときは、沸騰するまで強火にしておきますが、沸騰したら灰汁を
すくい、弱火にして10〜15分蓋をしてコトコト♪コトコト♪煮込みます。
6.じゃが芋を箸で持ち上げ、煮崩れるくらいが煮込み終了の目安です。
7.煮込みが終了したら火を止めて、荒熱が取れるまで自然放置して
おきましょう。
8.火傷しない温度まで下がったら煮込んだスープの具材を全てミキサー又は
フードプロセッサーに移しトロトロになるまで撹拌します。粘度が
高くて攪拌(スイッチON)し難いようなら様子を見ながら豆乳(牛乳)の
半量まで加えてよ〜く材料をすりつぶします。
9.拡販した材料をきれいに洗った鍋(温かいスープの場合)か蓋付き容器
(冷たいスープ)に濾し器(ざる)を通して移し、更にご使用の
ミキサー又はフードプロセッサーに残りの豆乳(牛乳)を加えて攪拌
(スイッチON)します。
10.温かみが残っているうちに塩を入れて味を付け、お好みで生クリームや
コショウを加えて味を調えたら出来上がりです。
○ポイント
@ 鍋に入れたバターを全部溶かそうとすると鍋肌に焦げ目がついてきます。
ビシソワーズは、美しい白が決め手のスープなので、鍋の中にちょっぴりでも
焦げ目が付かないようにするのが大切です。
A トロトロに仕上げたビシソワーズを温かく召し上がる場合、スープの
再加熱は、鍋肌のこびりつきから焦げやすく風味を損ねやすいので、
電子レンジの使用をおすすめします。
<チュルルン銀鮭>
※今回はスープの浮実にしていますが、サラダでもおいしくお召し上がり頂けます。
材料

・片栗粉 大さじ2〜3杯 … 銀鮭の量により変わります
・茹で湯&氷水 適量
・ミネラル塩 ひとつまみ
・酒 大さじ1〜2杯
・白コショウ 少々
銀鮭のした処理
1.銀鮭をお刺身より薄いそぎ切りにし、ひとつまみの塩と酒を振りかけ10分くらいそのまま浸しておきます。
2.キッチンペーパーなどで水分を軽く取り除きます。
チュルルン銀鮭の作り方
1.下処理した銀鮭にひとつまみの塩とコショウを振り、下味をつけます。2.準備した銀鮭の切り身に片栗粉をまぶします。
3.余分な片栗粉を落とし、沸騰しているゆで湯にくぐらせて火を通し、
氷水にさらします。
銀鮭は、いったん茹で湯の底に沈み、再び浮き上がってきたら火が
通っている合図です。
4.氷水から銀鮭を引き上げ、ザルなどで軽く水分を切ります。
≪新じゃがとじゃが芋の美味しい時期≫
じゃが芋は、産地を変えて1年中店頭に並ぶお野菜です。
種類は、ゴツゴツ丸顔の男爵いも・スベスベ細面のメークインはお馴染みですが、最近人気のキタアカリは姿形は男爵いもに似ていて黄肉が特徴。そして収量が少なく短休眠という欠点を持ちながら品質の良さが関心を呼び栽培されるようになったインカのめざめなどなど。
わが町仙台でも3月になると鹿児島などの新じゃががスーパーにも並びますが、全国的に美味しい産地として名高い北海道産の旬は秋のはじまり。
日本列島は、春から秋まで新じゃがラッシュで、沖縄から北海道まで供給のリレーが行われているようです。
新じゃがは、小粒で皮が薄いのが特徴。
丸ごとタワシでごしごし!!
そんな程度で準備完了なので、皮をむいたり、包丁で切ったりする手間が省ける事から人気なようですが…
実は収穫のあと、カビが生えない程度に表面を乾かして、冷暗所で1〜2ヶ月寝かせたほうが水分が蒸発して成分が凝縮するので美味しいんですよ♪
お芋も眠っている間に熟成してくれるという訳です。
やはり、ひと手間の美味しさなんですね。