2010年07月22日

ヤーコン入り「ミニ餃子」おまけ付き

ヤーコン入りミニ餃子
忘れちゃいけない餃子中毒事件

キッカケはあの中国の冷凍餃子中毒事件でした。
毎日、毎日「餃子、餃子」と耳にしているうちに妙に食べたくなりました。

我が家の餃子は『こってりじゃなくていい!』
『小さくていい!』
『ささっと作りたい!』
などの理由から、ワンタンの皮で試作してみたら、成形が簡単でヘルシー!
ミニなので焼く時間も短く、ひと口で食べられ、焼きあがりはパリッとしていて好評です。

夏ばてしそうなこの時期は、体がだるい・食欲が無いなどどこか調子の良くない家族がいると心配なものです。
スタミナがつく一品は夏ばて予防の必須アイテムですね。
皆で作ってホットプレートで焼きながら熱々を頂くホームパーテイ―も楽しいですよ♪

材料(約30個分)
 ・豚挽き肉     100g
 ・ヤーコン       50g
 ・キャベツ又は白菜  200g
 ・ネギ       1/2本
 ・生姜       小ひとかけ
 ・ワンタンの皮   30枚分
 ・醤油       大さじ1/2
 ・ゴマ油      小さじ1/4※あればねぎ油
 ・酒        小さじ1
 ・塩、こしょう   少々
    ・※あれば五香粉  少々
 ・サラダ油

作り方
 1.白菜またはキャベツは塩少々入れた熱湯でしんなりするまで茹でる。
  粗熱が取れたら細かく刻み、そのままザルにのせ自然に水気を切っておく。
  ※適度な水分がないと具のジューシーさが無くなるので水気はきつく絞らない。
 2.ネギはみじん切りにし生姜はすりおろしておく。
 3.ボウルに挽き肉を入れて、塩少々加えて手で粘りが出るまで煉る。
 4.次に、ネギのみじん切り、生姜の絞り汁、酒、醤油を加えて煉り、最後に
   野菜を加えて煉り混ぜる。
 5.ワンタンの皮を広げ皮の真ん中に具を小さじ1杯位のせて2つ折にして
   △に形作り縁はしっかりと押さえる。
   ※この時、餃子の皮の外側から具を平に押すようにすると具の水分で
    縁に水を付けなくともくっつく。
 6.形作ったものはバットなどに並べ、乾燥しないように焼くまで布巾等で
   覆っておく。
   7.フライパンに油を熱し、餃子を並べて皮が色づくまで焼く。
   ここに熱湯50〜60ccを注ぎ、蓋をして中火で焼く。
 8.湯がなくなったらフライパンを揺すって鍋底にくっ付かないようにして
   皿にひっくりかえして並べる。
 9.手作りラー油で頂く。
   ※作り方は下記参照


○おまけの食べるラー油レシピ  By向日葵ママ
市場では生産ラインの確保はできても原材料不足により品薄状態が続いている『食べるラー油』
手に入らないなら作っちゃおう!!
そんな発想から食スペオリジナルで「食べるラー油」を作っちゃいました。
そもそも『食べるラー油』の原型は、中華のXO醤。
ならばとばかりに調理師学校時代の古いノートを引っ張り出し、先生が自慢げにテイスティングさせてくれた感動の味を思い出しながらラー油から手作りしちゃいました。
何とも贅沢な仕上がりです。

材料
resipi-100722-2.jpg  ・サラダ油 100CC
 ・ゴマ油   50CC
 ・唐辛子   小さじ1杯
 ・コチュジャン    大さじ2杯
 ・しょうゆ   大さじ2杯
 ・パプリカ(香辛料) 大さじ1杯
 ・にんにく (生) 2〜3片
 ・ガーリックチップ 10g
 ・たまねぎ(大)  1個
 ・おつまみホタテ 50g
 ・すりゴマ   20g
 ・酒       100CC
 ・中ザラ糖  大さじ1杯
 ・醤油     大さじ2杯
 ・塩      小さじ1杯

準備
 ・生にんにくはみじん切り、たまねぎは、素揚げしてからみじん切りにしておく
 ・上記たまねぎにコチュジャンとパプリカを混ぜ合わせておく
  (コチュジャンとパプリカは熱い油に入れると瞬時にこげ付くので要注意!)
 ・おつまみホタテは、酒に浸し、軽くボイルして食べやすい硬さにもどし、
  ほぐしておく。
  (ゆで汁は、良いお出汁が出ているので捨てずにお料理に使いましょう!!)
 ・ガーリックチップは、軽くローストして水分を飛ばし、大まかに割っておく。

作り方
 1.フライパンにサラダ油と唐辛子を入れ、辛味をサラダ油に移していくように
   弱火にかけ、じっくりと火を通し、唐辛子の色が黒ずみはじめたら火を
   止めて一端油の温度を下げましょう。
 2.油の温度が下がってきたら(にんにくを油に入れてパチパチいわなければ
   OKです)生のにんにくを入れ、こちらも弱火でじっくり油ににんにくの
   風味を移していきます。
 3.にんにくに焦げめが付きはじめたら準備していたコチュジャンとパプリカを
   混ぜ合わせた素揚げたまねぎを加え、中火で過熱しながら混ぜ合わせ、
   ほぐしておいたおつまみホタテも加えて更によく混ぜ合わせます。
 4.フツフツ煮立ったら、中ざら糖と塩を入れて軽く混ぜ、火を止めてから
   すりごまとしょうゆを加えてく更に混ぜ合わせます。
 5.保存容器に移す時は、自然放置で常温にさまし、ごま油で空気を遮断して
   冷蔵庫で保存してください。
 ※ 保存容器は、煮沸消毒したガラスのビンがおすすめです。プラスチック製は、
   臭いを吸着しますのでご注意ください。


あとがき
家族から度々リクエストされる数少ない我が家のメニューのひとつです。
“今夜は餃子だよ”というと包み方は家族の仕事。
近頃は4歳の孫も手伝ってくれています。
今回は今話題沸騰の「食べるラー油」を食スペのオリジナルレシピでいただきましょう。

中の具材は、肉を出汁程度にちょぴっと、あとは季節の野菜をたっぷり刻んで入れます。
食感を楽しむためにヤーコンやレンコン、ごぼう、人参等の根菜類も入れるようにしています。
そして、食感を楽しめるように使用した「ヤーコン」は最近良く見かけるようになった野菜。
キクイモの仲間で、さつまいもやダリアの球根のような形をしています。食べてみると梨やレンコンのようなサクサクとして歯切れがよく甘味とみずみずしさがとても美味しいです。
我が家ではそのままサラダに混ぜたり、きんぴらや漬物にしても頂きます。
栄養的には、糖類を吸収するフラクトオリゴ糖が多く含まれていてそのダイエット効果に注目されています。また、食物繊維も豊富で整腸作用もあります。
いまどきの健康野菜としてチエックしておきたい野菜です。




色川 恭子


posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby色川恭子