2010年05月13日

旬の山菜で ささっと白和え

白和え
春ならではの大人の味わい

土の中から、ふきのとうが顔を出し、つくしが頭をもたげ、わらびやぜんまい、タラの芽にたけのこと次々に芽を出し起き上がって来る春。
つぼみの膨らみが日に日に楽しみなります。
店頭にも山菜コーナーがもうけられたくさんの山菜が目を楽しませてくれますね。

新鮮な山菜は天ぷらやお浸しが春ならではの一押しの食べ方。その持ち味を十分に楽しむ事が出来ます。
山菜とりに出かけたり、沢山頂いた際にはこんなあっさりした1品はいかがでしょう。

白和えは豆腐を茹でてすり鉢で摺って作りますが、今回はレンジで豆腐の水切りをしてフォークの背でつぶして和え衣を作るかんたんにな方法をご紹介しましょう♪

材料(2人分)
 ・タラの芽     2本
 ・コシアブラ     4本
 ・ゼンマイ     5本
 ・豆腐       1/2丁
 ・白練りゴマ   大さじ2
 ・砂糖      大さじ1
 ・塩       小さじ1/4

作り方
 1.タラの芽、コシアブラ、ゼンマイはそれぞれ重曹(無い場合は塩)少々
   入れた湯で茹でておく。
 2.長さは3cm位にそろえて切り水気を切っておく。
 3.和え衣をつくる。
   キッチンペーパー2枚で豆腐を包みお皿に乗せてレンジで3分位加熱する。
 4.小さなボールに豆腐を入れてフォークの背で丁寧につぶす。ステンレスの
   ザルでこしてもよい。
   5.つぶした豆腐に練りゴマ、砂糖をいれてよく混ぜ、塩で味をととのえる。
   ※混ぜにくい時には少しみりんを入れる。
 6.山菜を入れて衣を全体にからめる。

あとがき
和え物は衣と材料のバランスが大切です。
季節の野菜を彩りよくあわせて作ってみましょう。
子供のときは美味しいと思わなかった「白和え」ですが、自分で作るとしっとりふんわりした美味しさが口に広がり懐かしくもあります。
ひじき煮や金平ごぼうが少し残ったときには白和えにすると、夕べのお惣菜も立派な小鉢に“ヘンシーン!”できますよ。



色川 恭子

posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby色川恭子