2010年02月04日

春立ちなばなのお手軽グラタン

グラタン
たっぷり野菜を手軽に美味しく♪(食材王国みやぎ2010年2月の地産地消メニュー)

今回はJA南三陸一押しの春立なばなをたっぷり使ったお手軽メニューのご紹介です。
従来の和種なばなのほろ苦さが和らぎ甘くて食べやすいだけじゃなく、シャキシャキ茎部の歯切れのよさをたっぷりとお楽しみいただけます。

立春の本日は各酒蔵さんの『立春朝搾り』なる行事も行われているそうでが、日々春に近づくこの季節らしいネーミングのお野菜をたっぷり頂くのもまた楽し♪

ご家族そろって熱々をハフハフ言いながら召し上がれ

<春立ちなばなのお手軽グラタンについて>
春立ちなばなはお子様からご年配の方まで幅広い年代の方に好き嫌いなく召し上がって頂ける食べやすい葉菜類です。
毎日ゆでて鮮度の良いものを毎日食べたいというのが理想ですが、この『茹でる』という行為も毎日続けば意外に『面倒』と思う方も多いのではないでしょうか?!
そこで、私達は3日分まとめてたっぷり茹でて、三日間飽きずに食べ継ぐメニューを考えてみました。
1日目はお浸しで、2日目はサラダ。そして3日目に今回ご紹介のグラタンで!!
すでに2007年9月『里芋とねぎのグラタン』でご紹介した手軽で美味しいソースを再びご紹介しながら彩を加えてアレンジしてみました。
今が旬の春立ちなばなはもちろんの事、ほうれん草やゆき菜、小松菜でも美味しく召し上がれます。

材 料(4人分)
 ・春立ちなばな         2束(200g程度)
 ・里芋 (じゃが芋でも可)   3〜4 個
 ・パプリカ(赤)         1/4

〜ソースの材料〜
 ・塩、こしょう          適量
 ・豆乳             100cc
 ・生クリーム          100cc
 ・アンチョビー(フィレ)      2枚

 ・ピザ用溶けるチーズ  70〜80g
 ・粉チーズ       適量
 ・グラタン皿

春立ちなばなのゆで方
 ◎ 春立ちなばなは、茎の部分のシャキシャキ感も美味しさのひとつです。
   その美味しさを十分活かすためにも、ビタミンCの破壊を防ぐためにも
   茹で過ぎにはご注意を!!
  @ たっぷりの熱湯に塩を入れ(分量外)、1束ずつ茹でる。茎を先に入れ
    10〜15秒たったら葉先までくぐらせて10秒強、全部で20〜30秒
    茹でたら冷水に取ります。
  A 灰汁が少ない葉菜ですので、短時間水に浸しておけばOKです。

白いアンチョビーソースの作り方
 ◎ アンチョビーはキッチンペーパーなどでオイル除いて刻み、ボールに
   入れて半量の豆乳でよくまぜあわせ、残りの豆乳と生クリームを加えて
   さらに混ぜ合わせ、軽く塩、こしょうをします。

お手軽グラタンの作り方
 1.里芋は皮を剥いて米のとぎ汁で柔らかくなるまで茹でます。
   柔らかくなったら1cm位の厚さの輪切りにし軽く塩、こしょうをしましょう。
 2.春立ちなばなはたっぷりの湯に塩ひとつまみを入れて上記茹で方を参考に
   硬めに茹で、水で冷やしてから水気をよく絞って5cm位の長さに切り
   そろえておきます。
 3.赤パプリカは食べ易い大きさに切っておきます。
 4.オーブンは200℃に予熱しておきましょう。
 5.上記を参考に白のアンチョビーソースを作ります。
 6.グラタン皿に里芋と茹でた春立ちなばな・赤パプリカを散らし、
   グラタンソースを静かに注ぎいれます。
 7.ピザ用チーズを散らし、粉チーズをふってから予熱しておいたオーブンで
   焦げ目がつくまで様子を見ながら15分〜20分位焼きます。

ポイント
 ○ 春立ちなばなは、これまで頂いていた「なばな/和種なばな」よりも
   ずっと甘さが口の中に広がり、苦味がない食べやすい葉菜で、
   オーブンで焼くと一層その甘さが際立ちます。
 ○ 茎の部分は、和種なばなとは違うシャキシャキした歯切れの好さも
   特徴のひとつですです。
   ※ 青菜類はお浸しや和え物が定番ですが、お子様さんやメタボが気になる
     ご家族も一緒に楽しむ事の出来る1品です。
 ○ 手軽に作れる、混ぜるだけの簡単ソースで美味しく出来上がります。


【南三陸春告げやさい】
resipi-100204-2.jpg 南三陸から各食卓に春をお届けする『春告げやさい』は春の香りを食べる『和種なばな』や『ふきのとう』、そして滋味を味わう『春告げほうれんそう』や『三陸つぼみ菜』そして今回ご紹介の『春立ちなばな』の他、今期新たに仲間入りした『アスパラ菜』に『ちぢみ雪菜』の7種類の葉菜類の総称です。
 冬を代表する緑のお野菜といったら「ほうれん草」を連想する方も多いと思いますが、なばな類はほうれん草と並んでミネラル類が豊富で、抗癌作用、抗腫瘍作用のある『イソチオシアネート』も含まれる優等生です。
「食材王国みやぎ」では地域重点振興品目に指定され、気仙沼市や本吉町、南三陸歌津地区は地域をあげて栽培に取り組み、240戸の農家の方々により栽培されています。

時期により出回る野菜は異なりますので、11月から3月まで各品種をリレーさせて度々食卓に登場させたいものです。
 ○ 和種なばな   10月上旬〜3月上旬
 ○ ふきのとう    1月中旬〜2月中旬
 ○ 春告げほうれんそう 12月上旬〜3月中旬
 ○ 三陸つぼみ菜 11月中旬〜2月下旬
○ ちぢみ雪菜 12月上旬〜3月中旬
 ○ アスパラ菜   11月〜3月中旬
 ○ 春立ちなばな  12月上旬〜3月下旬
お買い求めは、仙台駅ビル地下野菜売り場やデパ地下野菜売り場をのぞいてみてください。
春をイメージした可愛らしいパッケージに身を包み皆様のお越しをお待ちしています。

【春立ちなばな】
resipi-100204-3.jpg 春告げやさいの中でも茎部のシャキシャキ感と苦味を感じさせないほど甘味の強いアブラナ科の洋種なばな類です。 茹でただけでも甘くて美味しい春立ちなばなは、お子様方にも食べやすく、『嫌い』が少ない葉菜といえるでしょう。野菜を好んで口にしないわが家の夫からも『これうまい!』がとび出すほど。
24戸の生産農家の方々により供給されている状況ですが、まだまだ生産量が需要に追いつかず、どこででも買い求められる環境にないのが残念ですが、見つけた時には3〜4束、まとめ買いしても飽きずに食べ切る事まちがいなしです。3人家族の知人が、3束2日でなくなったという声も聞こえてくる程食べやすい南三陸の春立ちなばなは、今期パッケージも生まれ変わり一目でわかるようになりました。パッケージにきいろい花びらの『春立ちなばな』を 駅ビルやデパ地下などでみつけたらまとめ買いをお勧めいたします。

【生産者を訪ねて】
resipi-100204-4.jpg  JA南三陸小野寺さん、本吉農業改良普及センター中村さんにご案内頂き、春立ちなばなの生産者 菅原きくかさんのビニールハウスに伺いました。

ハウス内は、整然となばな達の若芽が成長していて緑色のカーペットのようでもありました。よ〜く目を凝らすと、しっかり蕾んでいる緑色の花蕾のなかに可愛らしい黄色い花びらをみつける事もできました。

甘くて美味しい春立ちなばなの成長を助ける菅原さんの眼差しは、まるでお孫さんを慈しむように優しく手を差し伸べているようでもあり、その姿を見つめている私達をとても幸せな気分にしてくれた事がとても印象強く心に刻み込まれています。
 伺った日は幸いにも寒さを忘れるほどの好天気でしたが、暖房による蕾の開花は商品価値が下がるため外気とさほど変わらない温度設定になっているハウス内は、真冬ともなれば地面は凍り、悴む手で収穫作業がすすめられています。
 そんな中『それでも和種なばなよりパッケージが楽になったのよ』と微笑む菅原さんの姿に私達消費者の食を支えてくださる頼もしさと温かさをメンバー全員が感じ取った訪問でした。

【あとがき】
resipi-100204-5.jpg 地産地消が声高に叫ばれる昨今、地場野菜コーナーが各スーパーの面積を広げるようになりました。春立ちなばなのように甘くて美味しい野菜は生産者の数が増えなければ身近に買い求める事ができません。
では、どうしたら生産者の数が増えるのか…
私達消費者が自分達の食を確保するために何ができるのかをしっかりと考える場を与えられたように思います。
 まずは一束、お買い求め頂き、味わってみてください。
忘れられない味となる事でしょう!!

○春告げやさい及び春立ちなばなのお問い合わせ
 JA南三陸 営農販売課 
 Tel:0226-46-3680



佐藤 綾子




posted by 料理 レシピ at 10:00| みやぎの地産地消