2010年01月14日

酒粕と新巻鮭のベストマッチ『粕汁』

粕汁
真冬ならではの母の味

寒さが厳しくなるこの時季は「酒粕」が美味しい季節でもありますね。
寒い時期のホッと一息には「甘酒」にして・・・。
夕飯には「粕漬け」の魚でも焼きましょうか?
若い方は使い慣れないかも知れませんが、結構メニューは豊富なんですよ。

日本酒の製造過程で生まれる「酒粕」は、粕とはいえないほど栄養満点。
食物繊維も豊富で女性にはうれしい食材です。

今回ご紹介の「粕汁」は作り方も超簡単。
具沢山の味噌汁に酒粕をたっぷり溶いただけ・・・。
それだけで味わい深い汁物になっちゃうなんて、うれしい限り!!
体がポカポカ温まって、この季節にピッタリのメニューです。

材料(4人分)
 ・出し汁(今回は昆布出汁)   1000cc
 ・大根    250g
 ・人参    50g
 ・油揚げ   小1枚
 ・新巻鮭   2〜3切れ
 ・酒粕(今回は練り粕を使用)  100〜150g
 ・味噌(仙台味噌を使用)    大さじ2弱
 ・長ネギ   適量
 ・生姜    適量

下準備
 * 大根は皮を剥いて銀杏切りにしておく。
 * 人参は半月切りにしておく。
 * 油揚げは縦半分に切った後、1cm幅に切って軽く下茹でしておく。
 * 新巻鮭は一口大に切っておく。
 * 長ネギは小口切りにしておく。(たっぷり加えた方が美味しいです)
 * 生姜は食べる直前にすりおろす。(魚の臭みを消し、体を温める
   食材なので、ぜひ用意してください)

作り方
 1.出し汁を鍋に入れ大根、人参、油揚げを加えて加熱し、軟らかくなるまで
   煮る。
 2.沸騰したところに新巻鮭を加え、火が通るまで煮る。
 3.酒粕に鍋の出し汁を少量加え、軟らかくしてからミニホイッパーなどで
   混ぜ合わせ、滑らかになってから加えると、酒粕の塊がなくて美味しい。
 4.酒粕を加えてから沸騰しすぎないように中火以下で加熱し、酒粕の
   アルコール分を飛ばす。
 5.充分にアルコール分が飛んだら味噌を加え、沸騰間際に火を止めて
   出来上がり。
   長ネギを乗せ、生姜を添えて供します。

 * 酒粕には8〜9%ものアルコール分が含まれていますので、お子さんや
   お酒の弱い方は充分にアルコール分を飛ばしてから召し上がってください。
 * 味噌はそれぞれ塩分がことなりますので、味を見て加減してください。
 * 大根や人参の他に、白菜やごぼう・こんにゃくを入れても美味しいです。
 * お好みで七味唐辛子などを添えてもgood。

あとがき
  主人の実家のすぐそばには日本酒の造り酒屋があって、年末年始の帰省の際にはいつもたくさん「酒粕」を持たせてくれます。

結婚当初、酒粕を鍋で沸かしたお湯に溶き、砂糖を加えた甘酒を出されてビックリ!
私の実家のあたりでは聞いたことがなかったので、正直唖然としたことを覚えています。
そんなカルチャーショックだらけだった私も、たくさん酒粕を頂くおかげで随分レパートリーも多くなりました。

この「粕汁」にはやっぱり「新巻鮭」がベストマッチ!
塩引きの鮭からじんわり旨みが出て、ぐっと深みのある味にしてくれます。
両方とも寒い季節だからこその食材です。
ぜひ作ってみてね。



西舘 友子

posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby西舘友子