
美味しさと共に伝える母の手作りお節
早いもので2009年も、あとわずか・・・。
大掃除やら何やら、気持ちだけが妙に焦る季節になりましたね。
年末ギリギリまで忙しい分、「おせち料理は作らないわ」と言う方も多いことと思いますが、
せめて家族の好きな物くらいは作ってあげたいよね〜???
世の中がどんなにデフレだろうと円高だろうと、やっぱりお正月はやってくるのです。
こんな不況の時こそ、「賢い主婦」の腕の見せ所でしょう!!!
この「松風焼き」はもちろんリーズナブル、しかも高たんぱくなのに低カロリーで言うことなし!
の一品ですよ。
ミートローフやハンバーグの要領で作れる簡単レシピですので、ぜひ作ってみてね。
材料/18cm×18cmの流し缶、またはスクエアのスポンジ型1台分
・鶏ムネ挽肉 500g・塩 小さじ1
・玉ネギ 中1個
・パン粉 30g
・水 大さじ2
・自家製焼き鳥のたれ 大さじ1と1/2
(2009年10月8日掲載牛肉とごぼうの甘辛煮の自家製焼き鳥のたれ参照) ・卵白 1個分
・長芋 35g
・白ゴマ 適量
下準備
*玉ネギはみじん切りにして耐熱容器に入れ、蓋をせずにレンジで5〜6分加熱し、しんなりしたら充分に冷ましておく。
*長芋はすりおろしておく。
*パン粉に水大さじ2を振りかけ、全体を混ぜ合わせ、しっとりさせておく。
*型にオーブンペーパーを敷いておく。(角をきれいに折って敷いておくこと)
作り方
1.鶏挽肉に塩を振り、粘り気が出るまで充分に手で混ぜ合わせる。2.そこにレンジで加熱しておいた玉ネギを加え、全体に満遍なく混ぜ合わせる。
3.更にしっとりさせたパン粉を加え、混ぜ合わせる。
4.自家製焼き鳥のたれを加え、全体に味が回ったら卵白を加えて更に満遍なく
混ぜ合わせる。
5.全体が充分に混ざったら、すりおろしておいた長芋を加え、ムラの
無いように混ぜ合わせる。
(長芋は最後に入れないと、生地がすべってしまい混ざらなくなるので
気をつけてね!)
6.オーブンペーパーを敷いた型にDの生地を入れ、隙間の無いように
満遍なく詰めていく。
(隙間があると、焼き上がったときに空洞になり仕上がりが悪くなるよ!)
7.ゴムベラやカードなどで表面を均してから、180℃に予熱したオーブンで
10分焼き、一旦取り出してから白ゴマを全体に満遍なく振って軽く押さえ、
更に15分程焼いていく。(初めから白ゴマを振ると焦げてしまうので、
面倒ですが時間差で焼いていきます)
8.竹串を刺して透明の汁になれば焼き上がり。流し缶ごと鍋敷きなどに
乗せ粗熱が取れたら、乾燥しないように流し缶ごとラップをして冷ます。
9.盛り付けるときは、羽子板のようにカットするとお正月らしくてgood。
* 本来は「けしの実」で表面を飾るようですが、どこのスーパーでも
手に入るわけではないので、手に入りやすい「白ゴマ」で仕上げました。
* 鶏肉でもパサつかず冷めても美味しいので、おせちはもちろんですが
お弁当にもお勧めです。
あとがき
別名「熨斗鶏」とも呼ばれる「松風焼き」。由来はいろいろあるようですが、表面だけが芥子の実などで飾られているため、裏が寂しいことから「松林に吹く風は浦寂しい」にかけ「松風焼き」の名がついたとか・・・。
日本人はなんと風流だったのでしょう。
時代と共に「おせち料理」も様変わりしていますが、より良い一年になるようにとの願いを込めて作るのは同じですよね。
豪華な3段重ねのお重を持っていなくても、家族構成や来客の状況によってお手持ちの器や折敷、水引などを組み合わせ、グレードアップさせることは可能ですから、是非自分スタイルの「おせち料理」を作って、子供達の世代に繋げて行って欲しいと思います。
