
一粒で2度美味しい主婦の知恵
お正月のお餅にはさっぱりしたなますが欲しいですね。
なますは、紅色の人参と白色の大根を細切りにして三杯酢であえたもので、新しい年を迎えたおめでたさを表す紅色と神聖・清浄をあらわす白色との色あわせです。
我が家のなますは毎年「紅白なます」で干し柿や柚子を入れ変化をつけていますが、いまひとつ喜ばれず、いつも売れ残ってしまいます。
今年は、「紅白なます」にお煮しめ用に煮た椎茸、蓮根とコクを出すために油揚げをたっぷり加えてゴマ風味の煮なますにして見ました。
ゴマたっぷりは、香ばしい香りもいいですし、免疫力を高めて血液をサラサラにしてくれるゴマパワーも期待できます。
多少手間はかかりますが、「紅白なます」や「椎茸と蓮根などの煮しめ」はそれだけでも立派な一品になります。両方少しずつ合わせてもう一品。得した気分になります。
材料(作りやすい分量)
・大 根 300g・人 参 100g
・塩 小さじ1/3
・酢 100cc
・干ししいたけ 3枚 (砂糖 大さじ1 醤油 大さじ 大さじ1弱)
・蓮 根 30g
・酢 10cc
・だし汁 20cc
・砂糖 大さじ1/2
・醤油 小さじ1
・塩 少々
・油揚げ 大1枚
あえ衣
・白練りゴマ 50g
※油分が分離している場合は良くかき混ぜてから湯煎。
・白ゴマ 大さじ2 ※擂りゴマでも良い
・砂糖 大さじ2〜3
・みりん 大さじ1〜2
・柚子の皮 適宜
作り方
1.大根、人参は4cm長さの千切りにする。大き目のボールに一緒に入れて分量の塩をふり手でざっくりと混ぜ、なじんだらしんなりするまでおく。
半日くらい置くと良い。
2.しんなりしたら両手で水気をしっかり絞ってボールや密閉容器に入れて酢を
注ぎ一晩くらいおくのが良い。※ここで甘酢を注ぐと紅白なますになる。
3.油揚げは皮の内側についている白い部分を丁寧に包丁の背などでこそげとる。
皮に熱湯をかけて油抜きしせん切りにする。
4.椎茸を煮る。
椎茸は1カップ位のぬるま湯で柔らかく戻し、石づきを取って戻し汁毎
アクを取りながら煮る。砂糖、醤油を加えて煮汁が半分くらいになるまで
煮る。冷めたらせん切りにする。
5.蓮根を煮る。
蓮根は皮をむき、6つ割にして小口から薄切りにし酢水につけてアクをぬく。
鍋に水気を切った蓮根、だし汁、調味料を加えて強火で汁気がなくなる
まで煮る。
6.あえ衣を作る。
ゴマはフライパンで香ばしくいりすり鉢で油が出るまで根気よくする。
ここに油揚げの白い部分を加えて更によくする。練りゴマ、砂糖、
みりんを加えてドロリとした滑らかな状態になるように混ぜ合わせる。
7.具を衣であえる。
2の紅白なますの汁気を少し残すように絞り大き目のボールにいれて、
油揚げ、蓮根、椎茸を6の衣をかけて手でよく混ぜ合わせる。
密閉容器に平にならして入れ、柚子の千切りを散らして冷蔵庫で保存する。
作って3日くらいたつと全ての味がひとつになってまろやかになってくる。
2週間くらい保存できる。
いただくときは、器にこんもりと盛り付け柚子皮を散らす。
あとがき
「紅白なます」よりは手がかかりますが、この時期手に入り易い食材だけでひと手間かけた和風のおせちが出来上がります。ゴマは煎ってすり鉢で擂るのが一番風味が出ますが、今は便利なすりゴマや練りゴマが出回っていますので、忙しい年末は便利なものを利用するのもいいですね。
お子さんやご主人も冬休みに入る年末、すり鉢の作業はお父さんとお子さんに任せ、家族揃ってのおせち作りも賑やかでいいですね♪
