
子供と一緒に頑張るお弁当作り
中学生の夏休みは予想外にハード。
勉強も部活もめいっぱいのスケジュール。
ほとんど授業があるのと変わらないくらい、朝から晩までずっと学校にいる毎日。
2リットルものスポーツドリンクを連日飲み干し、日に日に黒くなってゆく顔や腕・・・。
友達と遊びに出かける元気も無くなるほど、気力・体力を使い果たしていましたっけ。
「夏休みは心身ともに大きく成長する時期なんだから、頑張らなくちゃね!!」
去年はそう言い聞かせるのが精一杯でした。
そして気が付けば、今年もその「夏休み」。
何も出来ない母だけど、せめて美味しいご飯を作ってバックアップしてあげましょう。
メタボ世代とは違って、中高生の運動部にはカロリーアップも大事な要素の一つ。
子供の大好きなこってりメニューが入れられるので、作る側もとっても楽チン!!
今回は疲労回復に不可欠な豚肉料理と、家庭菜園や直売所でゲットした新鮮野菜を使って、目にも鮮やかな元気の出るお弁当にしてみました。
しっかり食べて今日も頑張れよ〜!!
(肝心な宿題も忘れずにね〜!!!)
☆焼豚
材料と作り方は2009年7月21日掲載の冷やし中華の焼豚参照
☆いんげんのゴマあえ
材料
・いんげん 細目の物10本程度・出し醤油 小さじ1〜2
(自家製を使いましたが、市販のめんつゆでもOKです)
・白すりゴマ 適量
作り方
1.いんげんは良く洗い、へたの部分を切り落とし、沸騰したお湯に塩(分量外)を加え、さやが弾ける音がするまで茹でて、ザルに上げ広げて冷ます
(こうすると水っぽくならず、調味料が染み込みやすい。)
2.冷めたら半分に切り、出し醤油をかけて全体に味をからめ、すりゴマを
加えて混ぜればOK
☆紫キャベツの簡単酢漬け
材料
・紫キャベツ 1〜2枚・塩 少々
・寿司酢(市販品でよい) 適量
作り方
1.キャベツは良く洗い、太目の千切りにし、軽く塩を振ってしんなりさせる2.水気をしっかり絞ってから、寿司酢をふりかけ全体を混ぜ合わせればできあがり
☆新じゃがいものバジルマヨネーズ焼き
材料
・新じゃがいも 直径3〜4cmのもの1個・マヨネーズ 小さじ1
・バジルペースト 小さじ1/2
(2008年10月21日掲載かぼちゃのサラダイタリアンのバジルペーストの作り方参照)
作り方
1.新じゃがいもは泥を良く洗い流し、ラップをしてレンジで加熱。竹串を刺して通るくらいになればOK
2.マヨネーズとバジルペーストをよく混ぜ、半分に割ったじゃがいもの上に
乗せ、魚焼きグリルでこんがり焼き色が付くまで焼く
(マヨネーズソースが流れ出るのを押さえるため、わざと割って凹凸を
つくりました)
◎ 炊き立ての白いご飯は「ひとめぼれ」100%
*早めに詰めて冷ましておきましょう。
◎ ご飯の上のふりかけは、出し醤油を作った時のかつお節をレンジで乾燥させて、
細かく砕いた物
◎ 彩りにトマトを一つ添えました。
* 焼豚はまとめて前の日に作っておいて、次の日はお弁当に入れる分だけ
切ってから、レンジで中心部までしっかり加熱すると朝は楽ですね。
* 紫キャベツの簡単酢漬けも前の晩にまとめて作っておくととっても便利。
次の日はコールスローサラダに変身です。オイルやマヨネーズを加え、
コショウ、マスタードを効かせるとちょっと大人味に!玉ネギや人参の
千切りを加えてもgood!
* 家庭菜園でじゃがいもがたくさん採れた方も多いのではないでしょうか?
かわいらしい大きさのじゃがいもだからこその簡単メニュー。
息子はもちろんのこと、食スペ仲間のお墨付きです!!
あとがき
朝早くからの部活というと、それに間に合うように朝ごはんやお弁当を準備するおかあさん達も実はとっても大変!!(去年はちっとも痩せなかったけど、気分だけは痩せる思い・・・でしたよ。)とかに手早く、見た目も華やかで、いかに栄養バランスのよいお弁当にするか頭の痛いところです。中高生の男子弁当といったら食べる量も半端じゃないし、お弁当箱をいっぱいにするのも一苦労。
そのためには、やっぱり前の日の準備が大事。
野菜を切っておくとか、下茹でや下味を付けておく、まとめてマリネや焼豚を作っておく、夕食のハンバーグの時に小さめに焼いて冷凍しておくなど、あの手この手で準備しておくことが簡単に作る近道ですね。
そして、電子レンジや魚焼きグリルなど、ずっと付いていなくても調理してくれる器具を駆使して同時進行で作っていくと、短時間で仕上がります。
そしてお弁当を炎天下に置く場合もあるので、傷まないように保冷バッグと保冷剤は必須アイテムです!
いっぱい食べて元気な夏休みが過ごせるといいですね。
さてと、おかあさんも早起きして頑張るぞ〜!!