
疲れを翌日まで引きずらない一粒の知恵
夏を思わせるような5月の陽気のあと、クールダウンするようにやってくる梅雨。
梅雨は「梅が熟す時期の雨」という意味もあるとか。
スーパーには大粒の梅酒用の青梅が並びました。
雨で外仕事が出来ないこんな日は、雨を楽しむ「煮梅日和?」はいかがでしょう?!
梅酒を飲まない家族のために、シロップ煮を作ろうと何度も挑戦。 せっかくいい梅を見つけて張り切って作ったのに、梅が萎んで硬くなってしまったり、皮がひらひら全部むけて見るも無残な姿になったりと失敗ばかりでした。
おととし、料理上手な友人に伝授してもらった方法を今回特別にご紹介しましょう。
ここだけの話しですが青梅は一度冷凍させ凍ったまま煮るんです。
初めての方でも失敗は少ないので今年はあなたも作ってみませんか?
梅にチクチク爪楊枝で穴を開けるのを決して忘れませんように。
・・・(という私はよく忘れます。)
材料(作りやすい分量)
・梅酒用の青梅 500g・砂糖(グラニュー糖) 350〜400g ※白砂糖でもよい
・水 4カップ
・冷凍用の密閉袋(中) 1枚
・爪楊枝や竹串
作り方
1.青梅は洗い、生り口の黒い軸を爪楊枝などでていねいに取る。2.梅に爪楊枝などで、10箇所位、種に届く位まで穴を開ける。
3.タオルなどで水気を良く拭き取り密閉袋に平らに並べて一晩冷凍する。
4.厚手の鍋(ホーロー等)に冷凍した梅と水、分量の砂糖を加えて、中火から
弱火で煮る。
アクを取り、沸騰してきたら10分煮る。火を止め、そのまま冷ましておく。
砂糖蜜を充分含ませる。
5.冷めたら別の容器に丁寧に移して保存する。
成功のカギ
*上手に作るために最も大事なのは火加減です。常に静かに沸騰している状態で10分煮ますが、中火から弱火にして、鍋底に粟粒がついていて表面にツーッと
上がってくる状態で煮るとふっくらと仕上がります。
*なるべく青くて硬めの大粒の梅を準備し、袋に平に並べて冷凍します。
*梅は旬の安くなったときにたくさん買って冷凍保存しておくと好きなときに
作ることが出来ます。
*煮る時の鍋は、厚手で浅めの鍋がいいです。梅が重なると擦れあって
皮がはがれやすくなります。
梅ジュースの作り方
煮るのが面倒な方は、お砂糖に漬け込んでジュースはいかがでしょう?!凍らせた梅を広口ビンに入れて、氷砂糖や白砂糖を入れて密閉し、約10日間ほどおきます。砂糖が溶けたら梅ジュースが出来上がります。時々ビンを振り砂糖と梅を混ぜてあげると早いですよ。500gの梅で約250cc位のジュースが出来ます。
あとがき
梅はビタミンB群を多く含んでいますので疲労回復に最適。また、クエン酸などの有機酸も多いので整腸や解毒効果もあり夏には欠かせない食材ですね。煮梅は汁ごと容器に入れて冷蔵庫などに入れておけば1年間位は大丈夫。そのまま食べても、ゼリーや寒天に一粒入れて夏のひんやりお菓子に、焼き魚の付け合せに、もちろん汁は水や炭酸水で好みに薄め、氷を浮かべてさっぱりといただきましょう。
