
七夕由来の滝川豆腐を稲穂にみたて
今年ももう梅雨入り。毎日うっとうしい日々が続くのかと思うとげんなりします。
ムシムシの毎日に、体がだるくなったり、珍しく食欲がおちたり・・・そんな時期に食べたいものは、さっぱり・つるりとした喉ごしも良くて、見た目も涼しげなのがいいですね・・・そんな時にぴったりなのがこの滝川豆腐です。
もともとは、豆腐を丁寧に裏ごしし、寒天で固め、天突き(ところ天を突くもの)で突いて、川の流水に見立てて盛りつけた夏向きの料理。結構、手の込んだ料理ですが、以前にプロの方に豆乳を使う方法を教えて頂き、それ以来この季節に時々作ります。
特に女性のお客様の時には好評で、ひんやり、さっぱりとしていて、視覚に「涼」を訴える本格的な和食にいつも感嘆の声が上がります。
気のおけないいつもの友人4人との、梅雨晴れを願うランチ。
今日は一の蔵のひめぜんYUZUのほろ酔いジュレも添えて、目から食欲をかきたて気持ちまで元気になれるような和食でそろえてみましょう。
「え〜!これ美味しい! 作り方教えて!」の声を楽しみに♪♪
「緑鮮やかなグリンピースのご飯」「鰹のたたき」「クレソンのナッツ和え」とともに
“さあ!いただきま〜す。”
材料(4人分)
・豆乳 250cc・棒寒天 1本
・水 90cc
・砂糖 大さじ1/2
・塩 小さじ1/4
・粉ゼラチン 5g (水 大さじ2)
・つけ汁 だし汁 1カップ みりん・薄口醤油 各大さじ2
作り方
1.棒寒天は洗い細かくちぎって水でもどしておく。2.寒天と水を鍋に入れて半分くらいに煮つめる。水分が少ないので
焦げ付かないように中火から弱火で煮つめる。
3.粉ゼラチンは水でふやかしておく。
4.寒天を煮つめたところに、水でふやかしたゼラチンを加えて更によく混ぜる。
砂糖と塩を加える。
5.別の鍋で豆乳を人肌位に温めておく。
6.豆乳を4に加えてアミや布巾で漉しながら流し缶に入れる。
7.粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固める。
8.つけ汁を作る。小鍋に、だし汁、みりん、薄口醤油を合わせて火にかける。
冷ましておく。
9.天つきがあれば型に合わせて長方形に切り、天突きで押し出して、
2008年3月18日ご紹介のほろ酔いジュレを敷いた上に盛りつけ、つけ汁を
かけ回し山椒の葉をのせる。
あとがき
*豆乳の甘さが際立って豆乳が嫌いな方でもいただける1品です。*天突きが無い場合は、なるべく薄く棒状に切り、5,6本離さないで
川の流れのようにカーブをつけて器に盛るといいでしょう。
流水のような形を山あいの急流に見立てて盛りつける事から「滝川」の名前が
ついたといわれています。
*あしらいは赤いえびやかに、緑のアスパラガスや絹さや、ソラマメなど、
彩を楽しんで盛りつけてみましょう。
*ところ天やみつ豆等でおなじみの寒天ですが、天草が原料。棒状、糸状、
粉状などがあります。いずれも煮溶かして使います。食物繊維が100g中に
80gも含まれていて、便秘がちの方やダイエットしたい方にお進めの
食材です。
*粉寒天は煮溶かして冷ますだけで固まるので扱いが大変楽です。
1袋(4g)が棒寒天1本分です。
*天突きは、ところてんを作るときに突くものです。100円ショップで
プラスチック製ですが購入できます。
