2008年10月21日

かぼちゃのサラダしゃきしゃきイタリアン

かぼちゃのサラダ
男性も楽しめるハロウィンサラダ

 「かぼちゃのサラダ」と言うと、茹でたかぼちゃをマヨネーズで和えた、ポテトサラダのようなものを思い浮かべる方も多いと思います。もちろんクリーミーなかぼちゃサラダも大好きなのですが、今回目指したのは「アンティパスト」のように食欲を増進させ、ワインのお供になるようなすっきりとした味わい。

 夏の間元気に育ったバジルを、香りの強いうちにせっせとペーストにして冷凍保存しておいたものをアクセントに加えたら、あっという間にイタリアンな一品になりました。
目新しい物にはなかなか手を出さない夫も、バジルの香りに誘われたのか「これおいしい!」と一言。思わずにんまりの私でした♪

 これなら、かぼちゃのほくほくした食感や甘さが苦手と言う男性のみなさんにも、きっと喜んでもらえるかもしれません。
もうすぐやってくる「ハロウィン」の一品にもお勧めですよ!

【バジルペースト】
松の実やパルメザンチーズを入れるレシピもありますが、バジルとオリーブオイルだけのシンプルレシピの方が長期保存でき、料理のバリエーションも広がるのでお勧めです。
材料(作りやすい分量)
 ・生バジルの葉     100g
 ・にんにく      2片
 ・オリーブオイル   100cc
 ・塩      小さじ1/3〜1/2
 ・コショウ      少々

準備
 *バジルの葉をきれいに洗い、ペーパータオルなどで水気をふき取っておく
 *にんにくの皮をむき、縦半分に切って芽を取っておく

作り方
 1.にんにくをフードプロセッサーに入れ、回して細かくなったところに、
   バジルの葉とオリーブオイルをそれぞれ半分ずつ入れ、細かくなるまで
   混ぜる。
 2.周りを払ってから、残りのバジルの葉とオリーブオイルを加え細かく
   なるまでよく混ぜる。
 3.蓋や周りを払い、塩とコショウを加え更に回してペースト状にする
 4.ファスナー付きの保存袋(中型サイズ)に入れ、空気を抜いて平らにし、
   バットなどに乗せて冷凍する(冷凍庫で1年位は保存できます!!)
   薄く伸ばしておくと、凍ったままポキポキ折って使えてとっても便利ですよ!
   (欲張ってたくさん入れてしまうと、使うときに手で折れなくなるので、
    なるべく薄く広げて冷凍したほうがよい!)

*すぐ使う場合は、きれいに洗ってしっかり乾かしたビンや密閉容器に
 バジルペーストを入れ、オリーブオイルを注ぎ、ペーストが空気に触れない
 ようにしておく(冷蔵庫で1〜2ヶ月保存可能)
 使うたびに、ペーストが空気に触れないようにオリーブオイルを足して
 おくと良い。


【かぼちゃのサラダ】
材料(4人分)
 ・かぼちゃ(皮付きのまま・種を取って)  150g(中くらいな物1/4位)
 ・玉ネギ    150g(中くらいの物1/2位)
 ・ツナ缶フレーク(内容量80g)  1缶
 ・アンチョビーフィレ      1枚
 ・バジルペースト         小さじ3
 ・塩、コショウ         少々
 ・中玉トマト          2個
 ・レモン(お好みで)      適量

作り方
 1.かぼちゃは繊維に沿って、長さ3cm位の千切りにし、でんぷんを充分
   洗い流してから、たっぷりの熱湯に塩(分量外)を入れ、ほんの5〜10秒ほど
   茹でたら、冷水に取り、ザルに上げて水気を切っておく(ここで
   茹で過ぎると、しゃきしゃきした食感がなくなるので注意!)
 2.玉ネギは横半分に切り、繊維に沿ってスライスし、塩(分量外)を振って
   全体を混ぜ、しんなりしたら軽く洗い、しっかりと水気を絞っておく。
 3.アンチョビーはペーパータオルで油をしっかり取ってから(油がついた
   ままだと生臭い)細かく刻んでおく
 4.ボウルに、茹でてしっかり水気をきったかぼちゃ、絞った玉ネギを入れ、
   ツナ缶をオイルごと加えたら、刻んだアンチョビーも入れ、全体を
   混ぜ合わせる。
 5.そこにバジルペーストを加え、コショウを振って全体を混ぜたら味見をし、
   足りないようなら塩で味を調える
 6.器に盛り付け、横半分に切ったトマトを彩りに添えて出来上がり。
   お好みでレモンを絞って召し上がれ♪

西舘 友子

posted by 料理 レシピ at 10:00| レシピby西舘友子