
夫婦で願うお互いの『健康長寿』
一雨ごとに涼しい風が吹きはじめたと思っていたら、庭の柿の葉が色づき始め、水引の赤が目にも鮮やか。
秋明菊のつぼみもだいぶ大きくなってきて季節は実りの秋。
敬老の日も間近な盛夏のあとに訪れる静かなこのひととき、家族そろって人生の実りや長寿を祝うにはとてもふさわしい季節ですね。
重陽の節句を前に今夜は、友人夫婦と一緒に、「菊花酒」を酌み交わしましょう。
健康とそこそこの長寿を願って、大吟醸を奮発!!!
今夜のメニューはもちろん菊づくし。
タイトル画像とは別に「菊花ずし」にあわせて、ごま酢和えや菊花&葉の天ぷら等を堪能たいと思います♪♪♪
材料(3〜4人分)
・米 2C・だし昆布 5cm角
・合わせ酢
(酢60cc 砂糖大さじ2 塩小さじ1)
・食用菊(黄) 3〜4個
・枝豆または銀杏 50g
・人参 20g
(もみじ型で抜く)
・菊の葉 2枚
作り方
1.すし飯を炊く。米をとぎ、ざるにあげて水気をきる。米を釜に入れて、出し昆布をのせ、
水加減は普通のごはんよりやや少なめにして炊く。
2.小さなボールなどに酢、砂糖、塩を良く混ぜ合わせて合わせ酢を作り
なじませておく。
3.ご飯が炊けたら、すしおけやバットなどに、ご飯を山型に盛る。
合わせ酢を全体に振り、手早く木ベラで切るように混ぜる。人肌位まで
うちわであおいで冷ます。
4.黄菊は薄い塩水に5〜6分つけてから、花びらのつけ根を持って振り洗いし、
芯を押さえて花びらをむしり取る。
酢少々入れた熱湯で1〜2分茹で、ざるにあけて水につけて冷まし
水気を良く切って2のすし酢を振りかけておく。
5.枝豆は塩茹でして豆を取り出しておく。
6.人参は、5mm厚さの輪切りにし、もみじ型で抜き、塩茹でして冷ましておく。
7.すし飯の半分に枝豆を混ぜる。丸い容器にサランラップを敷き、
白いすし飯を容器の半分位まで入れる。半分は枝豆を混ぜたすし飯を入れて、
容器から取り出して、ラップ毎さっと握り、菊の葉を敷いた皿に盛る。
上に黄菊ともみじ型の人参をのせる。
※すしは、丸型にしないで、すし飯に黄菊や枝豆、人参、きのこ類など秋の風情
たっぷりの食材を彩りよく盛り込んだ散らし寿司にしても良いでしょう。
※黄菊の生は出回る期間が短いので茹でて冷ましたら、冷凍用の袋に
小分けにして冷凍しておくととても便利です。
重陽の節句と菊
9月にいると入ると9日は「重陽の節句」、別名「菊の節句」とも呼ばれています。節句は季節と関係する花の名前で呼ばれていますね。
3月3日の「桃の節句」や5月5日の「菖蒲の節句」等があります。
残念ながら、1年の五節句を締めくくる「菊の節句」はこれらの節句に比べると、今ひとつぱっとしない、忘れられた節句という感があります。
「菊の節句」の菊花は、邪気を祓い長寿に効能がある薬草として大切にされてきました。この日には、菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり、菊花の夜露を綿に含ませて肌をぬぐったり、野遊びに出かけるなどして、健康長寿を願ったとされています。
また菊は、皇室の紋章「菊の御紋」とされていますので、日本を代表する花と言えますが、そのルーツは中国から伝わったもので、日本で栽培され始めたのは室町時代にさかのぼります。
現在、菊の生産地は青森県の阿房宮(あぼうきゅう)や山形県のもってのほか等が知られています。
