2008年06月24日

七夕の節句におもてなし

七夕
愛逢月(めであいづき)の再会

シーン
 学生時代を共に過ごした友人4名が七夕の夜、仙台に集う。
食卓に天の河の見立てを配し、牽牛と織姫の二星にまつわる漢代の伝説に思いを馳せつつ食事は進む。羽を広げる鵲(かささぎ)のようにラディッシュの細切りをふんわり盛り、星型のオクラを飾った滝川豆腐を頂く。
誰からともなく多感だった頃の恋愛やそれぞれの思い描いた夢へと会話が弾む。織糸のような五色の素麺を食べ終え、庭に出て星映しの器を覗き込んだ。そこには日々を大切に生活している彼女らの笑顔と煌めく星が移りだされていた。
愛逢月の再会に乾杯
<注釈>
※星映しの器
 たらいやかめに水を湛(たた)え、夜空の星を映し眺める趣向
〇 七夕についてはこちら

ランチメニュー
<食事>
 ・五色素麺
 ・滝川豆腐
 ・牛蒡と鰻の八幡巻き
 ・茄子のずんだがけ
 ・酢とり茗荷添え
<デザート>
 ・抹茶のくず切り
<飲み物>
 ・日本酒・伯楽星

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【五色素麺】                     【滝川豆腐】
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【牛蒡と鰻の八幡巻き】             【抹茶のくず切り】

制作風景
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制作者プロフィール
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posted by 料理 レシピ at 10:11| 歳時の食卓と料理