
おだんご型の器を開けて美しいサプライズ
様々な桜の花びらに想いを込めて…
桜の季節のお楽しみの食べ物といえば「花より団子」のたとえにもある花見団子。
団子の先祖は唐菓子の団喜(だんき・・・あん入りだんご)といわれています。
お花見の風流を卓上でも味わいたいと思いつくね団子を椀種にした汁ものレシピを考えてみました。
材料(4人分)
『つくね団子』・鶏ひき肉 300g
・しょうが汁・酒・塩 各少量
・しょうゆ・片栗粉 各小さじ2
・卵 1個
『椀汁』
・だし カップ4(一番だし)
・塩・薄口しょうゆ 各小さじ1
・片栗粉 大さじ1/2
『あしらい』
・花形にんじん・うこぎ 少量
下準備
1.つくね団子の材料を粘りが出るまで練り混ぜて大さじ1杯くらいの分量ずつを丸める。
2.花形にんじん、うこぎを茹でる。
作り方
1.だしにつくね団子を入れ中心まで火を通す。2.塩・薄口しょうゆで味を調え、倍量の水で溶いた片栗粉を少しずつ加えて
とろみをつける。
3.下準備した花形にんじん、うこぎをあしらい、盛り付ける。
【だしのとり方】
本日のレシピに使用した一番だしと、次回からのレシピに用いる二番出しのとり方をお伝えします。
材料
<一番だし> 用途・・・おもに吸いもの・だし昆布 10cm角のもの1枚
・かつお節 50g
・水 5〜5.5カップ
<二番だし> 用途・・・みそ汁や実だくさんの汁、煮物など
・一番だしをとったあとの昆布とかつお節
・水5カップ
材料
<一番だし>1.だし昆布をふいて、切込みを入れる
2.分量の水につけ、火にかける。中火よりやや弱い火にかけ、細かい泡が立つ
くらいまで静かに10分ぐらい煮る。(沸騰させてはいけない)
3.昆布をひき出し、再び煮たったらかつお節を加え、火を弱めてひと煮立ちさせる。
すぐに火を止め、ていねいにアクをすくいとる。
4.かつお節が沈みはじめたら、ざるの上にふきんを敷き、だし汁をこす。
<二番だし>
1.一番だしをとったあとの昆布、かつお節、分量の水を加えて中火にかけ、
静かに5〜6分煮出す。一番だしと同様にこす。
※手軽に使えるだしの素になる調味料が豊富に出回っていますが、
基本のだしのとり方も覚えておきたいものです。