2008年03月21日

和風ステーキ丼弁当!

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  牛モモ肉を使った、ヘルシーかつ、栄養満点のお弁当です。 お弁当は朝作ってから時間がたって食べるものだから、冷めてもおいしいものが必要ですよね。
牛モモは刺身やカルパッチョに多く使われる部位なので、冷めてからおいしさを発揮します。
1段目はそれを使い、和風のステーキ丼にしてたんぱく質を補給。 2段目はさまざまな野菜をさわやかなレモン味にまとめ、食べやすくしてビタミン&ミネラルを大補給!
晩御飯にも同じものを食べたくなるほどおいしいお昼ご飯になりそうです。

牛モモって焼くとパサパサしているイメージがありますが、“マリネ“という工夫をしてあげると、よく素材の味や風味をまるでスポンジのように吸い上げてくれます。
今回はつぶしたトマトのジュースでマリネすることでパスタのトマトソースのような柔らかい甘味と旨みを牛モモ肉にプラスし、1パック600円ほどの牛もも肉を、ジューシーで高価なサーロインにも負けない肉料理に仕立てました。

心をこめたお手製のお弁当は、創ってあげた人を喜ばせること間違いなしです。もし誰かに「お弁当作って!」とたのまれたら、このレシピを参考においしいお肉を食べていただきましょう!

材料(1人分)
【1段目の牛ステーキ丼弁当の材料】
 ・牛モモ肉・・・1枚
 ・玉葱・・・1/4個  →薄切りにします。
 ・プチトマト・・・3個
 ・はちみつ・・・スプーン1杯(スティックシュガー1個でも代用できます。)
 ・醤油・・・大さじ1杯
 ・海苔・・・10cm角を1枚
 ・マッシュルームの薄切り・・・1個
 ・クレソン・・・1枝
 ・ごはん・・・適量

【野菜のレモン浅漬け】・・・4人分。多めに作って毎日の食卓のサイドメニューにどうぞ!
 ・人参・・・1本          →薄切り
 ・キャベツ・・・1/8個     →ざく切り
 ・トマト・・・1個          →輪切り
 ・セロリ・・・1本          →薄切り
 ・きゅうり・・・1本        →斜めに薄切り
 ・大根・・・1/3本       →薄切り
 ・水・・・大さじ3杯
 ・レモン汁・・・大さじ3杯
 ・醤油・・・大さじ2杯
 ・塩・・・小さじ3杯

僕はキャベツはざく切り、ほかはすべて薄く切ってみましたが、野菜の切り方は各家庭におまかせです。

 
作り方
【ステーキ丼】
 1.まず、肉をマリネします。薄切りの玉ねぎ、つぶしたプチトマト、はちみつ、
   醤油、塩を肉にまんべんなくすり込む。これを30分冷蔵庫に入れて味を
   なじませます。
 2.たまねぎとマリネした液体を肉から取り除き、強火で熱々にしたフライパンで
  肉の両面をサッと焼く。
 3.表面にこげ茶色の焼き色がついたら先ほど取り除いたマリネ液とたまねぎ、
   薄切りにしたマッシュルームをフライパンに入れて強火で熱し、肉に絡めて
   出来上がりです。
 4.お弁当箱にゴハンを敷き、海苔をのせ、この上にステーキを乗せます。
   クレソンを飾って1段目は完成!

【野菜のレモン浅漬けの作り方】
resipi_080319-2.jpg  1.切り分けた野菜に小さじ2杯の塩を振りいれます。スプーンを使って表面に
   よくなじませたら容器に移し、水、レモン汁、醤油をかけてフタをし、
   一晩つければ完成です。

 →このように、ラップで具材を押し込むようにして漬けると味がよく染みこみます。
 2.2段目に彩りよく詰め込んだら完成です。
 

あとがき
お弁当は作りおきしておいたものを詰めることと、その中に栄養をしっかりと兼ね備えることが基本だと思いますので、マリネや浅漬けのような作りおき料理をご紹介しました。
マリネは食材を柔らかくしたり、下味や風味をつけることを目的として行う下ごしらえです。今回はトマトの旨みと甘味つけることを目的としました。
牛もも肉や豚ロース、鶏の胸肉のような脂質の少ないお肉にこのマリネをすると、お肉が嫌いな人も野菜の風味で食べやすく仕上げられますよ。
たとえ安いお肉でも、数分の手間を楽しめば、更なる美味しさが生まれますのでお試しください。

 

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posted by 料理 レシピ at 10:00| 季節のお弁当