2008年03月11日

ホワイトデーメニュー/たっぷり魚介とじゃがいものブイヤベース

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―ブイヤベースで素敵な夜を!―

 ホワイトデーにはちょっと贅沢をして、サフランと海老などの魚介類を購入したら、大事な人にブイヤベースを振舞って、一緒に食べて欲しいなと思います。
ブイヤベース(bouillabaisse)は世界3大スープのひとつで、魚介とジャガイモがサフランの色と香りで、病み付きになる味です。
ブイヤベースに定番の付き物があって、“アイオリ”というニンニク風味のマヨネーズが添えられます。
これを使用して、魚介スープの澄んだ味も、アイオリを加えたクリーミーで濃厚な味も両方楽しんでいただきたいです。ジャガイモとも相性バッチリです!
<サフランとは>
サフランは正確には“サフラン”と言う花の赤いめしべです。サフランを加えると、スープが鮮やかな黄色に染まっていきます。独特の香りもあって、これには鎮静作用があり、作ったスープを口に入れたら本当にリラックス出来て、至福の味を楽しめますよ!

材料(3人分)
resipi_080311-2.jpg  ・海老:6尾
 ・キス:4尾
 ・ローズマリーのみじん切り:1枝
 ・ホタテの稚貝:10個
 ・じゃがいも:小さいもの5個
  →一口大に切り分ける
 ・スナップえんどう:3本
 ・タマネギのみじん切り:1/4個分
 ・にんじんのみじん切り:1/3本分
 ・サフラン:2g(数えると15本ほどです)
 ・ホールトマト:100ml
 ・白ワイン:200ml
 ・桜海老のだし汁(水でも可):600ml
 ・塩・こしょう:適量
【アイオリの材料】
 ・マヨネーズ:大さじ3杯
 ・ニンニクのすりおろし:1カケ分
 ・レモン汁:大さじ1杯
 ・粒マスタード:小さじ1杯

作り方
 1.海老とキスにあらかじめ塩・こしょう・ローズマリーで下味をしておきます。
 2.マヨネーズと粒マスタードにニンニクのすりおろしとレモン汁を混ぜて、
   “アイオリ”の出来上がりです。冷蔵庫にいれておきましょう。
 3.味が染み渡るまでスープを作りましょう。まずはフライパンでみじん切りにした
   タマネギとにんじんをタマネギが透き通るまで炒めます。
 4.ここにホタテの稚貝とトマトホール、白ワインを加えてアルコールの匂いが
   飛ぶまで煮つめます。
 5.ジャガイモ、桜海老のだし汁、サフランを加えて15分煮こんでいきます。
15分後↓
 6.この間に海老とキスにしっかりと味が付きますので、スープに加えて
   更に5分煮つめます。
 7.仕上げにスナップえんどうを加えて温めたら味見をして、塩、こしょうで
   味を調えましょう。これで出来上がりです。
   →アイオリを添えて、お好みで魚介につけていただきます。

あとがき
  このブイヤベースはフランスはマルセイユの料理で、日本語で「グツグツ煮たら、火を消す。」高級料理のイメージがありますが、もともとは漁師料理で、短時間で仕上げるものです。
今回はもともとのレシピにのっとって、手早く30分で仕上がるように作りましたので、気軽に作ってみてください。
サフランは、ちいさな入れ物にぎっしりと入っているものが300円〜500円で売られていますよ。
ブイヤベースのスープでおじやを作ったり、パスタを絡めたり、ごはんを炊くときに加えて、鮮やかな色のサフランライスを作るなど、多様な用途があるので料理好きな方には購入して損はないはずです。
posted by 料理 レシピ at 10:00| その他レシピ